モンゴル国は環境・観光国を目指す政策になって、もう随分になります。
モンゴル国の自然環境省が毎年出す、クォーター(狩猟許可頭数)範囲内で、環境省が指定している観光旅行会社(今のところ3つだけ、とのことだけど)を通じて、トロフィーハンティングができます。
このトロフィーハンティングの許可料というのは、高いものだとン万ドルもします。(アルガリ(野生のヒツジ)のオスなんかはすんごい高いのだ)
この許可料は環境省=モンゴル政府の貴重な外貨収入源で、欧米諸国中心にそれなりな数のハンターさんが落としていくのです。
逆に国内でも奨励されていたのが狼狩り。
世界的には絶滅危惧動物となっていて、モンゴル国でもワシントン条約(CITES)2類に指定されているのですが、どっちかっていうと、家畜を襲う厄介者・・・的な扱いで、モンゴル国の山間部、草原部、ゴビ地帯を問わずどこにでも生息している狩猟動物・・・という感じだったはず。。。
なんだけど、昨日のモンゴル国内ニュースで短信コーナーをぼんやり聞いていたら、
「全国統計で狼の数が減少していることがわかったので、モンゴル国自然環境省の特別条例で狼は禁猟となった」とのこと。。。
えー・・・?
これから、狼の獲物であった、タルバガンなどの動物が冬眠に入るため、必然的に家畜被害が続出するシーズンになるというのに、遊牧民も狼退治できなくなっちゃうの?
社会主義時代は5月ごろ、狼の出産シーズンには、国をあげての「狼間引き猟」(狼の巣穴から子狼を1-2匹を残して、間引いてしまう作業)があったり、狼をしとめた人は尻尾を盛っていくと報奨金がもらえたりしたというのに・・・
うーむ・・・。
最近、またモンゴル政府の内閣解散要求でざわざわしていたり、来年2008年の6月にはまた、モンゴル国会議員の総選挙があるわけですが・・・
外国人であるおいらが、文句をいう筋合いでもないとはいいつつ、遊牧民も困ってしまう「害獣」の保護っていうのもどうなのかしらん?
自然環境保護の政策などのありかたがよくわからなくなっている今日この頃です。
野生生物保護管理政策、、、禁猟、禁猟というだけでなく、生態系のバランスを重視することや人間と自然が共存するためにも、ある程度の管理も必要なんじゃないかしら?
私のところは、狼ハンティングに限って、狩猟許可と狼の毛皮のお持ち帰りの手続きが取れる旅行会社だったのですが、、、今年は成り行きを見守りつつ、静観するってことになるのかなぁ?
へんてこりんな法令だ、とか思ったとしても、やはりその国の法律は遵守しなくちゃいけないものね。。。
にしても、こういう法令作るときって、遊牧民の皆さんにもヒアリングしてるのかしら?
狼って、モンゴル人にとっては、始祖伝説「蒼き狼」っていうくらいで、神聖な動物の象徴でもあり、家畜を襲う害獣でもあり、男にとってのライバルっていう存在なので、「憎しと思えど、滅ぼさず」っていう見方が一般的です。
いわゆる、男同士の知恵比べ=狼狩り。
モンゴルの男たちはよく言います。
「狼と同じくらい知恵があり、運が強いものだけが、狼の姿を見ることができる。狼よりも知恵があり、運が強いものだけが、狼をしとめることができる」
だから、男たちは自分の運気をあげるために狼狩りをするっていうところもあるみたい。
最近は、昔ながらの狼狩り=巻き狩りのしきたりに従うことなく、お金持ちがランクルみたいなジープで狼がへとへとになるまで追い回す、といったやり方も増えているみたいだけど。
金持ちの道楽、といった感じの、ガソリンの無駄遣い、草原荒らしの原因でもあるジープを使って追い回す、という卑怯なやり方は、私は大嫌い。
交通事故も危険だし。
いろんなことを考えちゃうけれど、何よりも、どこにでもいるはずの狼すら、間引き作業もしていないのに、禁猟政策をとらなければいけないほど、本当に減少しているのならば、それはモンゴルの自然自体が壊滅の危機、というくらいの状態にさらされているという警鐘だと受け取り、のんびりかまえている場合ではない、とも思う今日この頃です。
モンゴル国の自然環境省が毎年出す、クォーター(狩猟許可頭数)範囲内で、環境省が指定している観光旅行会社(今のところ3つだけ、とのことだけど)を通じて、トロフィーハンティングができます。
このトロフィーハンティングの許可料というのは、高いものだとン万ドルもします。(アルガリ(野生のヒツジ)のオスなんかはすんごい高いのだ)
この許可料は環境省=モンゴル政府の貴重な外貨収入源で、欧米諸国中心にそれなりな数のハンターさんが落としていくのです。
逆に国内でも奨励されていたのが狼狩り。
世界的には絶滅危惧動物となっていて、モンゴル国でもワシントン条約(CITES)2類に指定されているのですが、どっちかっていうと、家畜を襲う厄介者・・・的な扱いで、モンゴル国の山間部、草原部、ゴビ地帯を問わずどこにでも生息している狩猟動物・・・という感じだったはず。。。
なんだけど、昨日のモンゴル国内ニュースで短信コーナーをぼんやり聞いていたら、
「全国統計で狼の数が減少していることがわかったので、モンゴル国自然環境省の特別条例で狼は禁猟となった」とのこと。。。
えー・・・?
これから、狼の獲物であった、タルバガンなどの動物が冬眠に入るため、必然的に家畜被害が続出するシーズンになるというのに、遊牧民も狼退治できなくなっちゃうの?
社会主義時代は5月ごろ、狼の出産シーズンには、国をあげての「狼間引き猟」(狼の巣穴から子狼を1-2匹を残して、間引いてしまう作業)があったり、狼をしとめた人は尻尾を盛っていくと報奨金がもらえたりしたというのに・・・
うーむ・・・。
最近、またモンゴル政府の内閣解散要求でざわざわしていたり、来年2008年の6月にはまた、モンゴル国会議員の総選挙があるわけですが・・・
外国人であるおいらが、文句をいう筋合いでもないとはいいつつ、遊牧民も困ってしまう「害獣」の保護っていうのもどうなのかしらん?
自然環境保護の政策などのありかたがよくわからなくなっている今日この頃です。
野生生物保護管理政策、、、禁猟、禁猟というだけでなく、生態系のバランスを重視することや人間と自然が共存するためにも、ある程度の管理も必要なんじゃないかしら?
私のところは、狼ハンティングに限って、狩猟許可と狼の毛皮のお持ち帰りの手続きが取れる旅行会社だったのですが、、、今年は成り行きを見守りつつ、静観するってことになるのかなぁ?
へんてこりんな法令だ、とか思ったとしても、やはりその国の法律は遵守しなくちゃいけないものね。。。
にしても、こういう法令作るときって、遊牧民の皆さんにもヒアリングしてるのかしら?
狼って、モンゴル人にとっては、始祖伝説「蒼き狼」っていうくらいで、神聖な動物の象徴でもあり、家畜を襲う害獣でもあり、男にとってのライバルっていう存在なので、「憎しと思えど、滅ぼさず」っていう見方が一般的です。
いわゆる、男同士の知恵比べ=狼狩り。
モンゴルの男たちはよく言います。
「狼と同じくらい知恵があり、運が強いものだけが、狼の姿を見ることができる。狼よりも知恵があり、運が強いものだけが、狼をしとめることができる」
だから、男たちは自分の運気をあげるために狼狩りをするっていうところもあるみたい。
最近は、昔ながらの狼狩り=巻き狩りのしきたりに従うことなく、お金持ちがランクルみたいなジープで狼がへとへとになるまで追い回す、といったやり方も増えているみたいだけど。
金持ちの道楽、といった感じの、ガソリンの無駄遣い、草原荒らしの原因でもあるジープを使って追い回す、という卑怯なやり方は、私は大嫌い。
交通事故も危険だし。
いろんなことを考えちゃうけれど、何よりも、どこにでもいるはずの狼すら、間引き作業もしていないのに、禁猟政策をとらなければいけないほど、本当に減少しているのならば、それはモンゴルの自然自体が壊滅の危機、というくらいの状態にさらされているという警鐘だと受け取り、のんびりかまえている場合ではない、とも思う今日この頃です。