さて、朝青龍に対する日本相撲協会の処分、決定しましたね。
重いのか?軽いのか?

それはともあれ、ここが正念場、試練の時です。

日常的なサバイバルな状況への打破については、強いモンゴル民族ですが、意外と、精神的に追いつめられることには弱い印象があります。

悪化した状況については、とりあえず、その場から去る。というのが常套手段。

そして、新天地を目指して移動。新たなるチャレンジ

状況はなーんも変わらんと、とりあえず本人は生き延びる。
ボロボロに崩れ落ちたプライドも何もかもかなぐり捨てて、まったく自分の気持ちだけは、まったく別人。

ある意味、フロンティア精神ですか?

病院通いで巡業どころじゃなくなる、というのも、ある意味「仮病」じゃなくなっちゃいましたね。

2場所出場停止等々が日本のスポーツ新聞などの報道だと「事実上の引退勧告」だのとほざいてますが、そうですか?
そうなのか?

よくわからんのですが、腰椎第5番を疲労骨折で、ひじも手術しなきゃならんほどのことであるならば、4ヶ月どころじゃないですよ。

私なんざ、20年近くたったところで、治りませんもの。
ちょっといい気になって防具つけて練習したら、1週間は動けません。
マッサージだの理学療法だの鍼灸治療だのをしながら、ボロボロです。

ましてや100kg以上もの巨体同士のぶつかり合いの肉弾戦がお仕事の相撲ですから、本気で横綱としての働きができるようになるためには、4ヶ月だって療養期間足りないくらいかもしれませんよ。

どういう扱いだったにせよ、「降格」でも「引退勧告」でもないんです。
がんばれ、朝青龍。

日本の古いしきたりや武道精神、相撲の横綱に求められる「品格」がいかに、モンゴル人である横綱にとって、きっついものであるにせよ、この謹慎処分中に、しっかり体も心も療養し、真の横綱になってください。

さっそく、お兄ちゃん・ブルーウルフが活躍している格闘技興行団体などからも声をかけられているようですが、負けるな、がんばれ。

きっとこの「不名誉」かもしれない逆境も、外国人横綱が本当に日本の角界で受け入れられるために課せられた試練ですよ。

神様は、乗り越えられない試練を課すことはないっていいます。

日本だけじゃなく、モンゴルでだって、理不尽で過酷な処遇っていっぱいあります。
自分が、それほどの悪気があってやったことじゃないはずのことまで、「どんだけー」っていくくらい精神的、金銭的なダメージを受けるような仕打ち、モンゴル人だってやるじゃないっすか。

お互い、大変やなぁ、、、。

でも、罪人になったわけじゃない。
これまでの諸々に対する累積レッドカードだと思い、コメントにあったように「処分を真摯に受け止」相撲道をまい進するべく、これからの4ヶ月間、しっかりと心身の鍛錬を積んでください。

日本の武道が求める「心・技・体」は、モンゴルでだって似たようなもんです。
理解しづらいかもしれないけれど、外国人だからって理解できない、受け入れられないってものではないし、私は、人間として生き抜いていく上で、日本の武道で培われる精神というのは、とても有意義で美しいものであると思います。

モンゴル人は何か問題があると、すぐじゃあ、もうやめたっていうけれど、そんなのなんの解決にもなりません。

いろんな批判はたくさんあると思うけれど、横綱に期待し、擁護しようとする人たちもたくさんいるでしょう。

今回の問題は、「外国人横綱」だから、差別されての処分じゃなくって、一つの試練ですよ。

4ヶ月間、2場所休場だと、ウン千万円もの見込み収入がパーになっちゃうのかもしれないけれど、でも、お金の問題だったら、だぶついて、モンゴル国でだったら、あと20回は人生やり直せちゃうくらい持っているわけですし、相撲は「お金を稼いで人脈を作る」だけの手段じゃない。

日本にきて、辛いこともいっぱいあると思うけれど、モンゴルだったら体験できないような面白いこともいっぱい体験し、いろんな出会いがあったと思います。

モンゴルでの子供の教育の問題にまで、私なんか、思いをはせちゃうところなんですが、要は、こういうピンチの時、精神状態をいかに正常に、落ち着いた状態で保つかっていうのが、武道のここぞ、という真髄です。

私も身ぐるみはがされ、金品財産一切を五年間共同経営していたはずのモンゴル人に分捕られ、健康を崩し、正吉君ともギクシャクで、、、と踏んだりけったりな、ここ数ヶ月間ではありますが、それでも、なんか前向き、というかとことん闘うで!という気持ちで、体制を立て直すために日本に戻ってきました。

やっぱ、この国、いいですよ。
凛とした筋が通ってて、医療サービスは、まさに「サービス」ですもの。

せっかくこの国で治療を受けられるんです。

「仮病」だったかどうか、ということが相撲協会で審議されたんではなく、横綱としての生き様に対するレッドカードです。

ひとつの現象だけをとりあげて、意地悪なコメントするだけなら、誰だってできるし、無責任です。

大相撲はもちろん興行です。
横綱がせっかく東西そろったのに、1人の不祥事でまた1人横綱状態で、巡業と二場所の興行をしなければいけない、ということは、日本相撲協会にとってだって、相撲関係ビジネスの人たちにとってだって、大きな痛手です。

それでもあえて、こういう処分を決定したこと。

この4ヶ月という期間は、途方もなく長いものなのかもしれないけれど、精神修養するために、とてもよい時間になるはずです。

よってたかっていじめるマスコミなんかに負けるな!

今やめることは自分に負けることと同じ、と日本人はみなします。

モンゴル国に逃げ帰って、さんざん日本の角界をけなして、自己弁護・・・
モンゴル人は納得し、日本人に対して、「なんと融通が利かない」と悪感情を抱くかもしれないけど、そんな巻く引き、かっちょわるいです。

在留邦人としては、モンゴル人の対日感情の悪化、というのは暮らしにくくなるから、やだなー、と思うけれど、それ以上に、モンゴル人が、日本文化の中でも、とても複雑で厳しいしきたりと伝統を守る保守的な相撲界という武道興行ビジネスの中で、身に着けるものが財力だけでなく、日本人が大切にする人間関係のマナーや精神、人生哲学を含めた、人間としての人生修養の財産であってほしい、と心から思います。

精神安定剤に頼るなんて・・・というつもりはないよ。

モンゴル人、薬飲むの好きだもんね。

私も腎臓の炎症がひどくて、背中が痛くて眠れないって泣き言いったら、山盛りの睡眠薬を処方されちゃったけど、飲んでません。

ちょっと美味しい精神安定剤ドロップみたいなものも、正吉君が調達してきてくれたけど、使ってません。
一回なめて美味しいな、と思ったけれど、そもそも、こんな飴玉で落ち着くようなら最初から、おいらは動揺したり、情緒不安定になんぞ、ならないぜ!

今、独りぼっちで辛いのかもしれないけれど、マスコミに、「泣いてる」だのと、弱った横綱像をリークされないように、がんばるのじゃ。

まだ26歳。もう26歳。

子供とはいえない年齢です。

でも、やり直しができない年齢でもありません。

それからね、帰国した1,2日目にワイドショーとかで誰かがさも不思議そうに言っていたこと、
「横綱になったのに、まだ朝青龍は日本への帰化申請してませんね。引退後に相撲界、日本に残るつもりはないんでしょうね。」・・・


おい、なにそれ?
横綱になったら、当然、日本人になりたいって思ってるっていう傲慢な前提、やめろよー。

旭天鵬も旭天山もそりゃ、日本人奥さんもらって帰化手続きしたよ。

白鵬も日本人の美人女子大生とできちゃった結婚で、帰化条件を整えているように見えるよ。

でもさ、ただでさえ300万人足らずのモンゴル国の人口を、なぁんで減らさにゃあいかんのよ?

諸々のしつけは家庭でっつっても、日本でだって、家庭内でのしつけがちゃんとできず、学校教育の場にしつけの責任おしつけちゃってたりするわけでしょ!

高砂親方も大変だとは思うんですが、このでっかいやんちゃ坊主・最強の横綱・朝青龍を、なんとか師匠として支え、しっかりしつけてやっておくんなさい。

精神不安定でアップダウンが激しくなっている今なら、ちょっとは神妙に耳を傾ける気になるかも知れませぬ。

辛いとは思うけれど、今、横綱に必要なのは、慰めとか逃避のためのはけ口じゃなくって、自分自身の横綱としての自覚を芽生えさせるための、自己葛藤の時間です。

自分がしでかしたこと。
楽しい思いをしたし、いっぱい、相撲界にも国際交流にも、貢献しました。

いろんな事情があって、そういうものは当事者や「関係者」の皆さんしかわからないことかもしれないけれど、他人にかばってもらって、なんとか生きる横綱じゃなくて、自分に降りかかった火の粉をしっかりと自分で消し、精進し、もっともっと強くて凛々しい、立派な横綱に成長することで、今の処分も跳ね返す、そんな強さをもってほしいと思います。

私はてっきり、かんかんになった相撲協会の偉い人たちが、「やっぱり外国人は駄目だ」とかいっちゃって、「横綱剥奪、引退式なしで、その場で断髪」くらいのことになっちゃうのか、と思ってた・・・え?残酷すぎ?

でも、そういう身も蓋もない処分ではないわけですし、4ヶ月が長いかどうか。
まずは満身創痍の心身を癒し、回復するために、しっかり養生してください。

とりあえず、冷房の当たりすぎはまずいと思います。

おいらは、東京の蒸し暑さは全然、おっけーな範囲なのですが、冷房が辛くって、吐き気しそうです。

実家ではクーラーなしの風と団扇で乗り切ってるんですが、なんで、電車とか建物内はあんなに冷やすんでしょうか?
なんか皮膚感覚おかしくなっちゃいそうだよ。

きっと、日本人は私のしらない間に、すんごい進化をとげ、皮膚感覚も変わってるんだね。

おいらもそういう意味では、横綱と一緒よ。
肌にあわない日本の空気があるわぁ。

なんとなーく、日本人に時々言われる、「あの人、空気読めない」って言われるご批判の意味がわかってきたような気がします。

こんな冷房で人工的に冷やされた空気なんか、「意味わかんなーい」

朝青龍、一緒に、この冷房含めつらーい日本の辛い空気に耐えて耐えて、耐え抜いて、また這い上がろうではないか!

同情も批判もしませんが、でも、この逆境がきっと人生における人間的な爆発的な成長のバネになると信じて見守ります。

今となっちゃー、どんなこじれた問題も自分との戦いだぜ!

がんばれ、暴れん坊・D.ダグワドルジ!