弟のナショナルレコード更新の快挙に喜んでいたのも束の間、ダギーちゃん、大ショックな事件が。

私の点滴をやってくれた後、職場に向かったダギーちゃん。
あと十数歩でサロンの中へ、、、という瞬間に事件は起きたそうです。

いきなり、背後から抱きすくめられ、持ち上げられた彼女は、相手の顔を見ることもできず、何が起きたのかもわからないまま、ただ酒臭い匂いをかいだだけでした。

「ああ、ごめん。人違いだった。」とその男は走り去っていった、、、その直後は、ダギーちゃんはガタガタ震えてパニック状態だったそうです。

サロンの中に逃げるように駆け込み、同僚のエステティシャンに
「彼、知り合い?」とたずねられたことに、ただただ首を振って否定するだけ。

タイトなジーンズのポケットの底に入れていたはずの携帯電話がなくなっていることに気がついたのは、同僚に冷たい水を一杯もらって、飲み干してからでした。

どうやって一瞬の間に、タイトジーンズで、自分でも鍵などを取り出すのに苦労するという、口が狭いポケットの携帯電話を盗み取れたのかわからない、と。

ウランバートル在住8年のダギーちゃんにとっては、初めての強盗被害。
しかも、弟の快挙に心はずんでいた、、、けれど、その弟が里帰りしてしまい、学生寮に一人ぼっち、となるというその日の真昼間に起きた事件です。

一瞬のことで犯人の顔も見ることができなかった、と言っていました。

通話中の携帯電話の路上ひったくり、酔っ払いが絡んだふりしての強盗、その他、様々な手法のスリや強盗がいる、ということは、よくきいていたのですが、ひさびさに自分の知り合いが悲惨な目にあってしまいました。

こうした手口の強盗、スリは、昼夜、モンゴル人・外国人の区別なく、蔓延している、、、といえます。

私も諸々の事情で身辺の安全確保を本気で心配しなければいけな事態になっています。

旅行でモンゴルにいらっしゃる方も、在住の方々も、くれぐれも御用心下さい。にほんブログ村 海外生活ブログ アジア情報へ