連日のように水が止まるボロアパート。
アパートの共同配管の工事をしているらしいけれど、工事をすればするほどに水量が減っていくのはなぜ?
どっかでもれてんじゃないの???
だんだん慣れてきちゃって、最近では、水が流れているときは、浄水器で濾過した水は空の鍋釜にいれるのが習慣になってきた。
問題はトイレ。
うちは、独り暮らしのクセに、トイレが2つある。
階下のトイレは、狭いので余り使っていない。
出掛けの身だしなみ、ソートンの散歩後の足ふき雑巾用。
あるいは仕事を階下でやってるときなど。
今は体調不良のため、もっぱら上の階の洗濯機、風呂桶が一緒に入っている意味なくだだっ広いトイレを愛用。
18リットルの水がめ、洗濯機、バケツ2個は、漉した風呂の水やすすぎ後の水がたまってる。
お風呂については、風水で汚れた水をためすぎると運気がよどむ、というので、ためるのはやめた。
一番使うのが水洗トイレだと気づいた。
でも、結構、どっかりとおっきい用足しをしても、トイレットペーパーさえ流さなければ、多くても3リットルの水できれいに流せるということが実験の結果わかりました。
水洗トイレのタンクには、大体10リットル近くが常時たまっている。
で、ボタンなどを引くと一気に7-10リットルの水が流れて、便器全体を洗浄しながら、汚物を押し流していく、というのが水洗トイレの仕組みである。
紙を流さずにゴミ箱に捨てる、というのはモンゴル国立大学の留学生寮にいた時に習慣となった。
汚物がついたトイレットペーパーをごみ捨て場に捨てる、というのはかなり抵抗感のある作業である。
うっかり風にまった他人のトイパば自分にくっついてきたらどうしよう、と思うと、ついついためらってしまう。
遊牧民のトイレや、ゲル地区のトイレなど、田舎のガソリンスタンドなど外にあるトイレは大抵、トイレットペーパーを鉄製のバケツ型ゴミ箱に捨てる。
ある程度たまると、誰かが火のついたマッチを放り込み、汚物つきトイパを焼却してしまう。
トイパというのは厄介モノだ。
トイパを笑うものはトイパに泣く、というのは大学1年生の時の夏合宿で10日間近く、大雪山系を縦走したときの教訓である。
軽量化を図るためにトイパ装備をケチったグループは、本当に悲惨であったらしい。
トイパ(トイレットペーパーの略称は他に、トレペ、巻紙など様々、わが大学ではハイコスモとも呼ばれていた。大学構内のトイレットペーパーのブランドで、一番丈夫で肌に当たった感じが良いと評判で新人は山に行く前にこのトイパを構内でこっそり調達するのが任務であった)は、山では大活躍する。鼻をかむ、食器や顔や手の汚れをとる、脱脂綿代わりになる、荷物の隙間を埋める緩衝材などなど・・・。
山で大活躍するだけでなく、日常生活でも、我が家では、ティッシュペーパーはウランバートルでは高価なぜいたく品であるため、もっぱらトイパが活躍する。
日本と違って、金融機関やパチンコや部活ではないなんとかクラブとか、電話かけるだけでお金がもらえるアルバイト等の宣伝チラシつきの高級ポケットティッシュが無料で配布されることもない。
しかし、トイパはやっぱり厄介モノである。
まず街から離れた草原での気分爽快な用足しの後始末で一番困るのがトイパである。
己の肉体から離れたブツは、野良犬などがとっとと食べて証拠隠滅を図ってくれる。
ちっちゃい液体は、乾いた大地にあっというまに染み込んでしまう。
しかしトイパは、消えない。なかなか消えない。
モンゴルの固い大地は、日本のやわな園芸用スコップやらアウトドアグッズとなっているトイレスコップでは太刀打ちできないくらい硬い。証拠隠滅を図るための穴を掘るのも至難の業である。
では、マッチで焼却処分か?というと、トイパはなかなか燃えてくれない。
薪ストーブをつけるときに四苦八苦する日本人ツーリストの多くが、
紙を燃やせば火がつきやすい、と思っておられるようだが、
トイレットペーパーには、お尻に優しい感触を、となんだかよくわかんないけれど薬品がしみこんでいるようである。あるいは、ぼっといきなり燃えて火事になるのを防ぐためか、ジリジリとしか燃えないのだ。
お菓子の空き箱や包装紙なども同様。これは不燃物というか、燃えても炎は出ずにしょぼく燃えて灰になるだけの役立たずである。
燃えないし、水に溶けにくいし、埋められない・・・
おまけに軽いから、たいした勢いがつかないモンゴルのしょぼい水洗トイレだと、押し流されることなく、プカプカと憎らしげに浮いているだけ。。。
トイパを押し流すためには、しっかりと重さをつけて、ブツと一緒に押し流されるだけの質量にしなければいけない。必要最小限の大きさでしっかりちっこく折り固めねばならない。
かつ、水洗の水を一気に勢いよく流さなければいけないから、チャンスは1回のみである。
いやはや、用を足すだけでも大変だ。
でも、責任を持ってちゃんと処理しないと、己のものでもないブツを流さなければいけない次の使用者にも迷惑だ。
実験の結果、、、水洗トイレであっても、やはりトイパはゴミ箱に。
モノが表側に出てこないように、ちゃんと中に入れ込んで折りたためるようなやり方で使うこと!
なぜ、こんなに水にこだわっているかというと、生活がほんとに不便で不満だらけになっているからである。
指先がほこりだらけになっても、すっきりと洗い流すことができない、というのがこんなにも不快だとは!!!
ウランバートル市役所に勤めるモンゴル語ベラベラの親方日の丸若手隊員が親切にも、調べてくれたことには、2006年の統計局調べで、
ウランバートルの世帯数は22万6900世帯で、アパート群:ゲル群の比率は、41:59なんだそうです。
1996年調べの時に、40:60くらい、と言っていたから、1%くらい改善された、ということなのか・・・?
いずれにせよ、まだ4割しかアパート群に入っていない、というのにすでにアパートの水問題は深刻なのである。
蛇口をひねれば簡単に水がでるのが水道、という思い込みはとんでもない!
簡単に手に入るはずのものが、使えない不便は、まったく不愉快極まりないのである。
公衆衛生、大気汚染その他、いろんな問題からもゲル地区の上下水道整備や集合住宅の割り当てを増やすというのは大事なことだけれど、一人一人がもっと、水や電気の節約をしないと、やっぱりこれからの都市生活はしんどくなりそうだ、、、と、今日も水洗トイレと格闘しながら思うのでありました。
水の使い方を意識するようになると、1日、大体40リットルあれば十分、炊事、洗濯、掃除とトイレ、洗顔ができます。歯磨きと洗顔は、洗顔クリームを使った場合は、大体500ml。1リットルあれば十分きれいに落とせます。
今年も日本からのツーリストは増えそうです。
水不足の内陸乾燥地帯のモンゴルでの旅、ちょっと水の使い方を考えるよい機会になると思います。
アパートの共同配管の工事をしているらしいけれど、工事をすればするほどに水量が減っていくのはなぜ?
どっかでもれてんじゃないの???
だんだん慣れてきちゃって、最近では、水が流れているときは、浄水器で濾過した水は空の鍋釜にいれるのが習慣になってきた。
問題はトイレ。
うちは、独り暮らしのクセに、トイレが2つある。
階下のトイレは、狭いので余り使っていない。
出掛けの身だしなみ、ソートンの散歩後の足ふき雑巾用。
あるいは仕事を階下でやってるときなど。
今は体調不良のため、もっぱら上の階の洗濯機、風呂桶が一緒に入っている意味なくだだっ広いトイレを愛用。
18リットルの水がめ、洗濯機、バケツ2個は、漉した風呂の水やすすぎ後の水がたまってる。
お風呂については、風水で汚れた水をためすぎると運気がよどむ、というので、ためるのはやめた。
一番使うのが水洗トイレだと気づいた。
でも、結構、どっかりとおっきい用足しをしても、トイレットペーパーさえ流さなければ、多くても3リットルの水できれいに流せるということが実験の結果わかりました。
水洗トイレのタンクには、大体10リットル近くが常時たまっている。
で、ボタンなどを引くと一気に7-10リットルの水が流れて、便器全体を洗浄しながら、汚物を押し流していく、というのが水洗トイレの仕組みである。
紙を流さずにゴミ箱に捨てる、というのはモンゴル国立大学の留学生寮にいた時に習慣となった。
汚物がついたトイレットペーパーをごみ捨て場に捨てる、というのはかなり抵抗感のある作業である。
うっかり風にまった他人のトイパば自分にくっついてきたらどうしよう、と思うと、ついついためらってしまう。
遊牧民のトイレや、ゲル地区のトイレなど、田舎のガソリンスタンドなど外にあるトイレは大抵、トイレットペーパーを鉄製のバケツ型ゴミ箱に捨てる。
ある程度たまると、誰かが火のついたマッチを放り込み、汚物つきトイパを焼却してしまう。
トイパというのは厄介モノだ。
トイパを笑うものはトイパに泣く、というのは大学1年生の時の夏合宿で10日間近く、大雪山系を縦走したときの教訓である。
軽量化を図るためにトイパ装備をケチったグループは、本当に悲惨であったらしい。
トイパ(トイレットペーパーの略称は他に、トレペ、巻紙など様々、わが大学ではハイコスモとも呼ばれていた。大学構内のトイレットペーパーのブランドで、一番丈夫で肌に当たった感じが良いと評判で新人は山に行く前にこのトイパを構内でこっそり調達するのが任務であった)は、山では大活躍する。鼻をかむ、食器や顔や手の汚れをとる、脱脂綿代わりになる、荷物の隙間を埋める緩衝材などなど・・・。
山で大活躍するだけでなく、日常生活でも、我が家では、ティッシュペーパーはウランバートルでは高価なぜいたく品であるため、もっぱらトイパが活躍する。
日本と違って、金融機関やパチンコや部活ではないなんとかクラブとか、電話かけるだけでお金がもらえるアルバイト等の宣伝チラシつきの高級ポケットティッシュが無料で配布されることもない。
しかし、トイパはやっぱり厄介モノである。
まず街から離れた草原での気分爽快な用足しの後始末で一番困るのがトイパである。
己の肉体から離れたブツは、野良犬などがとっとと食べて証拠隠滅を図ってくれる。
ちっちゃい液体は、乾いた大地にあっというまに染み込んでしまう。
しかしトイパは、消えない。なかなか消えない。
モンゴルの固い大地は、日本のやわな園芸用スコップやらアウトドアグッズとなっているトイレスコップでは太刀打ちできないくらい硬い。証拠隠滅を図るための穴を掘るのも至難の業である。
では、マッチで焼却処分か?というと、トイパはなかなか燃えてくれない。
薪ストーブをつけるときに四苦八苦する日本人ツーリストの多くが、
紙を燃やせば火がつきやすい、と思っておられるようだが、
トイレットペーパーには、お尻に優しい感触を、となんだかよくわかんないけれど薬品がしみこんでいるようである。あるいは、ぼっといきなり燃えて火事になるのを防ぐためか、ジリジリとしか燃えないのだ。
お菓子の空き箱や包装紙なども同様。これは不燃物というか、燃えても炎は出ずにしょぼく燃えて灰になるだけの役立たずである。
燃えないし、水に溶けにくいし、埋められない・・・
おまけに軽いから、たいした勢いがつかないモンゴルのしょぼい水洗トイレだと、押し流されることなく、プカプカと憎らしげに浮いているだけ。。。
トイパを押し流すためには、しっかりと重さをつけて、ブツと一緒に押し流されるだけの質量にしなければいけない。必要最小限の大きさでしっかりちっこく折り固めねばならない。
かつ、水洗の水を一気に勢いよく流さなければいけないから、チャンスは1回のみである。
いやはや、用を足すだけでも大変だ。
でも、責任を持ってちゃんと処理しないと、己のものでもないブツを流さなければいけない次の使用者にも迷惑だ。
実験の結果、、、水洗トイレであっても、やはりトイパはゴミ箱に。
モノが表側に出てこないように、ちゃんと中に入れ込んで折りたためるようなやり方で使うこと!
なぜ、こんなに水にこだわっているかというと、生活がほんとに不便で不満だらけになっているからである。
指先がほこりだらけになっても、すっきりと洗い流すことができない、というのがこんなにも不快だとは!!!
ウランバートル市役所に勤めるモンゴル語ベラベラの親方日の丸若手隊員が親切にも、調べてくれたことには、2006年の統計局調べで、
ウランバートルの世帯数は22万6900世帯で、アパート群:ゲル群の比率は、41:59なんだそうです。
1996年調べの時に、40:60くらい、と言っていたから、1%くらい改善された、ということなのか・・・?
いずれにせよ、まだ4割しかアパート群に入っていない、というのにすでにアパートの水問題は深刻なのである。
蛇口をひねれば簡単に水がでるのが水道、という思い込みはとんでもない!
簡単に手に入るはずのものが、使えない不便は、まったく不愉快極まりないのである。
公衆衛生、大気汚染その他、いろんな問題からもゲル地区の上下水道整備や集合住宅の割り当てを増やすというのは大事なことだけれど、一人一人がもっと、水や電気の節約をしないと、やっぱりこれからの都市生活はしんどくなりそうだ、、、と、今日も水洗トイレと格闘しながら思うのでありました。
水の使い方を意識するようになると、1日、大体40リットルあれば十分、炊事、洗濯、掃除とトイレ、洗顔ができます。歯磨きと洗顔は、洗顔クリームを使った場合は、大体500ml。1リットルあれば十分きれいに落とせます。
今年も日本からのツーリストは増えそうです。
水不足の内陸乾燥地帯のモンゴルでの旅、ちょっと水の使い方を考えるよい機会になると思います。