オチラィエさんからいただいたコメントにレスコメしようとしたら、えらく長くなってしまったので、記事投稿することにします。
31歳にしてのモンゴル語学習・・・全然、遅くないですよ。
私の母は、齢55を過ぎてからモンゴル語をはじめました。なんと、我が大学での後輩!親子でうちの大学はわりといるけど、娘が先、というケースは学校設立100年余の歴史の中でわれらが初めてだそうです。
モンゴル語、内モンゴルの方の話すモンゴル語とモンゴル国のモンゴル語、大分違うといえば違います。
発音とか使っている言葉(漢語起源かロシア語・英語起源かとか)とかがかなり違います。
私がモンゴル語を学んだ大学では、モンゴル研究専門のカリキュラムだったおかげで、モンゴル国のモンゴル語・モンゴル国の事情講義、中国国内のモンゴル語・モンゴル民族事情講義、行政、経済、宗教、文化芸術、風俗習慣、文学、文字はキリル文字、ウィグル式モンゴル文字、パスパ文字、トド文字、ペルシャ文字、その他モンゴル語を書くのに使われた文字など、広範囲にわたって講義を受けることができました。
モンゴル文字(オチラィエさんのおっしゃるところのひげ文字)とキリル文字、どっちのほうがモンゴル語が勉強しやすいかというと、まぁ、どっちでも一長一短かな、と思います。
ただ、文法をしっかり学ぶ、という点では「ひげ文字」(ウィグル式モンゴル文字)をやると、単純化されているので覚えやすいと思います。
キリル文字だと、正書法といって、語尾の母音や子音を、助詞をつけるときに落とすだの、増やすだのといろいろまどろっこしく、またモンゴル語だと母音が、第一母音に引きづられる傾向があるから、第二母音以降が、キリル文字通りに発音されていない、とか書かれた文字通りに話すと、なんだかぎこちなくなるという感じがあります。
日本で入手可能なモンゴル語関連の本だと、キリル文字を使っての説明のものが多いですね。
語順などは日本語とも似ているからモンゴル語は比較的学びやすいと思います。
本を使わずに、ネイティブの方に直接会話などから教えてもらう、ということならば、学習環境が内モンゴル人(中国国内の内モンゴル自治区出身の方)がいらっしゃるのだから、やはり内モンゴルの言葉を覚えるのがよいのではないでしょうか?
とっかかりとしては、どっちからスタートしても、ルーツをたどっていけば、大体似たようなものです。
発音などでは、どっちを中心に学習したか、で双方共に、「違和感」を感じちゃうかもしれないけれど、通じない!というほどではないと思います。
実は、大学1年生の時は、モンゴル語についての文法用語が全然理解できず、危うく赤点・留年するかも!という危機に遭遇しました。
翻訳とかモンゴル語作文とかはできるんだけど、文法用語がわからず、適当に書いて、見事に撃沈。
ある程度までは文法がきちんとわからなくてもできちゃうんですね。
でも、本気で取り組もう、ということならば、やっぱり文法をきちんと勉強して、自分なりに納得できる文法体型を身につける方がよいと思います。
文法自体が、モンゴル国でもちゃんと教えてくださる方が少なくって、留学生だった頃に、当時の新聞・雑誌や昔の本などを比べながら、ニュアンスの違いなどを教わろうと思って、質問ぜめにした先生がノイローゼになって、教えてくれなくなっちゃった、というくらいに、あんまり研究や体系化されていない言語のようです。
新聞雑誌が読めて、テレビやラジオが聞けて、歌の聞き取りができて、モンゴル人と会話を楽しめる、という程度のことならば、こつこつやっていけば、2-3年で「モンゴル語が出来てる感」を実感できると思います。
会話とか、もっと「日常で使える」レベルで満足するならば、2-3ヶ月でも十分な方もいらっしゃいます。
私はあまり突き詰めて考えるのが苦手で、現地に行って、ネイティブの方と交流していると、ある日突然、その土地の言葉が自分の脳内に流入してくるって感じで開眼するタイプ。
モンゴル語に限らず、2週間くらいその土地で現地の人と一緒に暮らしていると、ある程度は習得するタイプです。(ゆえにテレビ製作会社時代は、辺境・辞書なし言語の翻訳要因としてもっぱら辺境・秘境系ロケの番組担当でした)
自分でその言語の単語形成や文法体系を学んでいくための言語学的なアプローチ方法があって、大学の講義でもあります。
簡単に語学を覚える、ということはいずれにせよ、ないような気がします。
別に自分が外国語専門の大学に行っていたから、というのではなく、体験として。
コツコツ、日々の生活の中で、自分の生活に必要な単語や言い回しを覚えていくという努力の積み重ねが語学習得には必要なのではないでしょうか?
そうそう、モンゴル語をがんばってやろう!としている方のブログがあって、私はとても素敵だなって思うのでご紹介させていただきます。
モンゴルに3泊4日の旅行でいらっしゃって、モンゴル語学習に目覚めが方が、基本的な会話パターンをひとつずつ紹介していらっしゃいます。
「モンゴル帳 -モンゴル語習得の道ー」(http://mongoliando.blog88.fc2.com/)
内モンゴルの方からモンゴル語を教わるメリットとしては、同じ漢字文化圏だから、モンゴル語でわからなくても、漢字で大体のニュアンスはつかめるかなーってことです。
内モンゴル出身でモンゴル語もできて漢語もできる方は、世界でも最強の日本語習得外国人ではないか、と私はにらんでます。
発音にはこだわらず、いろんなモンゴル語があるんだなーってことでおおらかに覚えたほうがよいと思います。
また、別記事で、モンゴル語学習(独学用などにも使える)の書籍などをご紹介したいと思いますので、お楽しみに。
モンゴル語学習者の方は、ぜひ、ご自身の学習法などをコメントやトラックバックでご紹介ください。
よろしくお願いします。
31歳にしてのモンゴル語学習・・・全然、遅くないですよ。
私の母は、齢55を過ぎてからモンゴル語をはじめました。なんと、我が大学での後輩!親子でうちの大学はわりといるけど、娘が先、というケースは学校設立100年余の歴史の中でわれらが初めてだそうです。
モンゴル語、内モンゴルの方の話すモンゴル語とモンゴル国のモンゴル語、大分違うといえば違います。
発音とか使っている言葉(漢語起源かロシア語・英語起源かとか)とかがかなり違います。
私がモンゴル語を学んだ大学では、モンゴル研究専門のカリキュラムだったおかげで、モンゴル国のモンゴル語・モンゴル国の事情講義、中国国内のモンゴル語・モンゴル民族事情講義、行政、経済、宗教、文化芸術、風俗習慣、文学、文字はキリル文字、ウィグル式モンゴル文字、パスパ文字、トド文字、ペルシャ文字、その他モンゴル語を書くのに使われた文字など、広範囲にわたって講義を受けることができました。
モンゴル文字(オチラィエさんのおっしゃるところのひげ文字)とキリル文字、どっちのほうがモンゴル語が勉強しやすいかというと、まぁ、どっちでも一長一短かな、と思います。
ただ、文法をしっかり学ぶ、という点では「ひげ文字」(ウィグル式モンゴル文字)をやると、単純化されているので覚えやすいと思います。
キリル文字だと、正書法といって、語尾の母音や子音を、助詞をつけるときに落とすだの、増やすだのといろいろまどろっこしく、またモンゴル語だと母音が、第一母音に引きづられる傾向があるから、第二母音以降が、キリル文字通りに発音されていない、とか書かれた文字通りに話すと、なんだかぎこちなくなるという感じがあります。
日本で入手可能なモンゴル語関連の本だと、キリル文字を使っての説明のものが多いですね。
語順などは日本語とも似ているからモンゴル語は比較的学びやすいと思います。
本を使わずに、ネイティブの方に直接会話などから教えてもらう、ということならば、学習環境が内モンゴル人(中国国内の内モンゴル自治区出身の方)がいらっしゃるのだから、やはり内モンゴルの言葉を覚えるのがよいのではないでしょうか?
とっかかりとしては、どっちからスタートしても、ルーツをたどっていけば、大体似たようなものです。
発音などでは、どっちを中心に学習したか、で双方共に、「違和感」を感じちゃうかもしれないけれど、通じない!というほどではないと思います。
実は、大学1年生の時は、モンゴル語についての文法用語が全然理解できず、危うく赤点・留年するかも!という危機に遭遇しました。
翻訳とかモンゴル語作文とかはできるんだけど、文法用語がわからず、適当に書いて、見事に撃沈。
ある程度までは文法がきちんとわからなくてもできちゃうんですね。
でも、本気で取り組もう、ということならば、やっぱり文法をきちんと勉強して、自分なりに納得できる文法体型を身につける方がよいと思います。
文法自体が、モンゴル国でもちゃんと教えてくださる方が少なくって、留学生だった頃に、当時の新聞・雑誌や昔の本などを比べながら、ニュアンスの違いなどを教わろうと思って、質問ぜめにした先生がノイローゼになって、教えてくれなくなっちゃった、というくらいに、あんまり研究や体系化されていない言語のようです。
新聞雑誌が読めて、テレビやラジオが聞けて、歌の聞き取りができて、モンゴル人と会話を楽しめる、という程度のことならば、こつこつやっていけば、2-3年で「モンゴル語が出来てる感」を実感できると思います。
会話とか、もっと「日常で使える」レベルで満足するならば、2-3ヶ月でも十分な方もいらっしゃいます。
私はあまり突き詰めて考えるのが苦手で、現地に行って、ネイティブの方と交流していると、ある日突然、その土地の言葉が自分の脳内に流入してくるって感じで開眼するタイプ。
モンゴル語に限らず、2週間くらいその土地で現地の人と一緒に暮らしていると、ある程度は習得するタイプです。(ゆえにテレビ製作会社時代は、辺境・辞書なし言語の翻訳要因としてもっぱら辺境・秘境系ロケの番組担当でした)
自分でその言語の単語形成や文法体系を学んでいくための言語学的なアプローチ方法があって、大学の講義でもあります。
簡単に語学を覚える、ということはいずれにせよ、ないような気がします。
別に自分が外国語専門の大学に行っていたから、というのではなく、体験として。
コツコツ、日々の生活の中で、自分の生活に必要な単語や言い回しを覚えていくという努力の積み重ねが語学習得には必要なのではないでしょうか?
そうそう、モンゴル語をがんばってやろう!としている方のブログがあって、私はとても素敵だなって思うのでご紹介させていただきます。
モンゴルに3泊4日の旅行でいらっしゃって、モンゴル語学習に目覚めが方が、基本的な会話パターンをひとつずつ紹介していらっしゃいます。
「モンゴル帳 -モンゴル語習得の道ー」(http://mongoliando.blog88.fc2.com/)
内モンゴルの方からモンゴル語を教わるメリットとしては、同じ漢字文化圏だから、モンゴル語でわからなくても、漢字で大体のニュアンスはつかめるかなーってことです。
内モンゴル出身でモンゴル語もできて漢語もできる方は、世界でも最強の日本語習得外国人ではないか、と私はにらんでます。
発音にはこだわらず、いろんなモンゴル語があるんだなーってことでおおらかに覚えたほうがよいと思います。
また、別記事で、モンゴル語学習(独学用などにも使える)の書籍などをご紹介したいと思いますので、お楽しみに。
モンゴル語学習者の方は、ぜひ、ご自身の学習法などをコメントやトラックバックでご紹介ください。
よろしくお願いします。