ツァガンサルは例年になく暖かく、ひょっとしたら日中最高気温は、プラスになってたかも?というくらいの陽気でした。

さて、2月20日からは、一応、通常通りの日々になるはず。
はずだけど、お役所仕事とか、どうなんだろう?

職場でもツァガンサル気分は抜けず、会うたびに、「ゾルゴフ」という新年の挨拶やるんだろーなー。

万歩計をつけて、年始周りをしたところ、トータル4万3783歩でした。
距離にすると、大体2,30kmくらいなのかな?

まぁ、羊の毛皮が裏地の「ウステイデール」じゃなくて、普通の「トルゴンデール」(絹の一重デール)に、コートを羽織っての年始周りだったので、暖かくて助かりました。

でも、さすがにずーっと歩きっぱなしは時間の無駄なので、車も使いました。

正月中にスタッフを呼び出すのも申し訳ないので、バスを使ったり、タクシーを拾ったりだったんだけど・・・

朝は車通りがほとんどなくて、タクシー、つかまりません。
日中は渋滞でやっぱりタクシーがつかまりませぬ。

手を上げてたら、普通の乗用車が停まってくれちゃって・・・
でも、方向が一緒だったので、すぐに「白タク」と化してくれました。

白タクご利用の際の注意!

「ノイルドゥスノー? Noilloson u?」(距離メーターをゼロにした?)と確認してください。

タクシーの場合は料金メーターがついていますが、白タクは普通の乗用車なので、もちろんついてません。

なので、距離*250-350トゥグルグで料金を計算するのです。

白タク利用の場合は、携帯電話を持っている場合は、なるべく、訪問先に電話をしておきましょう。
これは安全対策と、手際よくちゃっちゃと行ってねー、というドライバーさんへのアピールになります。
「今、どこどこのあたりで、白タク拾ったから、何分くらいでいけると思いマース。」
とか一応、車のNo.プレートの番号とかもさりげなく、携帯メッセージで打っておく。」とか。

私はタクシーでも白タクでもおよそ、怖い思いとか、ちっくしょー!!!とか悔しい思いというのはしたことはないのですが、新聞などによく、タクシー運転手に人気のないところまで連れて行かれて、身包みはがされた、とか殺された、とか暴行を受けた、とかひどい事件が出ています。

見た目があまりきれいではない、メンテナンスが悪そうな車が停まっちゃったときは、迷わずソッポむいて、やり過ごしてしまいましょう。

目的地に着く前に燃料が切れそうだから、ガソリンスタンドによる、とかへんてこりんな理由で遠回りされちゃうこともあります。

不思議なことといえば不思議なことですが、白タクの方が、本来のタクシーよりも安上がりになるケースが多いです。

タクシーだと、初乗り料金が300トゥグルグからで、1kmが250-350tg。25tg単位(100m単位)で料金が上がる仕組みになっています。
なのに、白タクのほうが安いのです。

モンゴルのタクシーは、信号待ちなどの待機料金は取らないシステムだったのですが、渋滞が増えてきた昨今、時間料金も発生するようになっているのかなぁ?と思うくらい、料金が違います。

噂によると、メーターに細工して、早くあがるようにできている、という話もありますが、本当のところはよくわかりません。

日本の方が出資、投資しているタクシー会社もいくつもあるので、どこのタクシーがどうだ、というのはあえて書きません。

ただ、タクシーの場合、無線が設置されているので、電話で予約手配が可能なので、夜などは便利です。
電話でどこにいるのか、ということを含めて、タクシー会社に電話をすると、その場で予約センターが、町中を走っているタクシーに無線で呼びかけ、一番近くを走っているタクシーに配車指令を出し、「何分後に到着します」と知らせてくれます。
予約センターの人はモンゴル語オンリーと思っていたほうがよいので、一緒にいるモンゴル人などにお願いするとよいと思います。

予約タクシーに乗り込むときも、一応、誰かに見送ってもらうようにして、タクシーの番号を控えてもらいます。
タクシーに乗って、行き先を告げると、料金が発生(予約の場合は、すでに予約料金が発生しています)。運転手さんが、予約センターに「何号車、予約No.○○のお客さんピックアップ完了」と連絡しています。

タクシー運ちゃんは、この無線機をまるでおもちゃのようにも使って暇つぶししているので、ある意味、携帯電話をかけながら運転するドライバーと同じくらい危険です。

イギリスの運転手さんや、日本の会社タクシーの運転手さんのような、プロ意識、というか接客訓練は受けていないみたいです。

それから、運転手さんの中には、ウランバートルの道や場所を知らない人も多いので、自分でモンゴル語で道案内をする自信がないときは、ウランバートル市内地図を携帯しておきましょう。

わざと遠回りしようとする人などもいるから、しっかりチェックしておいたほうがよいです。

白タクだと、危険なのは、「こっから先はよくわからないから、降りてくれ」みたいに途中で放り出されても文句が言えない、というところです。なまじ、お金のため、と走っているわけではなく、「たまたま拾った」けど、「拾わなくてもおいらはオイラの行くあてがあるのさ」という車なので、それこそ、しょうがないのです。

乗り込めたから、自分の目的地まで最短距離でスムーズに連れて行ってくれて当然、といった意識はモンゴルでタクシーを使う限りは、忘れたほうが精神安定上よいと思います。

私は乗せていただいた・・・くらいの気持ちでなるべく愛想のよいお客さんでいるように心がけています。

なぜならば、目的地までの経路は大体、自分で把握しているから、やれ、裏道通ってくれ、だの、そこの角で曲がってくれ、という指示を30mくらい手前で指示する、、、しかも、後部座席から。
という感じで口うるさくなってしまうので、若い運転手さんから「教習所の先生でもやってるの」と揶揄されるくらい細かいからです。

自分では運転できないくせに、生意気だ!とかつむじを曲げられると怖いので、愛想はいいけど、効率よく、ちゃっちゃか進もうね、といった共同作業的な意識を共有したい、というのが本音。

ラジオの音がうるさかったり、しかもその音楽が自分の気持ちにちっともシンクロしてないときに、「ごめんなさい、疲れているので、音を小さくしてもらっていいかしら?」ということもあるし・・・

でも音を小さくしてくれ、といって、私もだまりこくっちゃうと、多分、退屈している運転手さんは、さらに退屈になってしまうかもしれない。
一緒に居眠りしてしまうかもしれない・・・

なので、適当なところで、世間話をしてみたりします。

これは白タクの運ちゃんでも一緒。

モンゴル人は男女問わず、打ち解けるとおしゃべり好きな人が多いです。

「どこから来たの?」とか「何してるの?」とか「モンゴルは楽しいかい?」とか「どこでモンゴル語を習ったの?」とかetc...

日本でタクシーに乗っても運転手さんの方から、自分のプライベートなことを質問されたりすることはほとんどありませんが、モンゴルはプライベートを侵害する、とかいうことではなく、日常茶飯事で聞いてきます。

もしかしたら、スパイ機関とかと通じているのかもしれないけど。
(実際、モンゴルの諜報機関は優秀だという気がします。なんとなく)

まぁ、タクシーに乗ったら、それはある種の密室で移動していることになっちゃうから、なるべく自分が安全に移動できるように、かつお互いが気持ちよく時間をすごせるように、かといってあんまりしゃちほこばらずにいるのがいいかなぁ、、、。

よくぼられた、とかモンゴルのタクシーはボル、とかいうことも聞くんですが、まぁ、そういうこともあるんだろうな。

自分では、あんまりにもぼられてる!って思ったときは、「前に同じように走ったときは、○×tgだったよ。なんでこんなに高くなるのかな?メーター壊れるのかしら?」とか何気になく言ってみます。
そうすると、「じゃあ、前の料金でいいよ」となる場合が多いです。

夜の場合は、メーター如何に関わらず、人気が少ないなぁ、とかだったら、細かいのは、チップになるような感じで支払います。ただし、運転手さんが感じがよくて、運転も上手で、かつ道を知っていた場合だけど。

1日$30くらいのリース料を払って、1-2年間くらいかけてタクシー会社から車を借りてタクシーをやりながら、いつか自分の車にするんだ、と思ってがんばっているタクシーの運転手さん達。

最近は、あふれんばかりのタクシー過剰状況でもあるので、燃料代が高騰している昨今、リース料のノルマに達するのも、結構大変だっていう話です。

個人タクシーに近い状態なので、会社に対する忠誠心とかはあんまり期待できません。
タクシー会社に、運転手のサービスが悪かったから、と文句をいっても、あまり取り合ってもらえません。

たまーに、とてもナイスな運転手さんにあたったりすると、かなり嬉しいです。
そういう気が利いている人は、携帯電話の番号とか教えてくれて、タクシー捕まらないときは電話しな、とか、空港まで早朝送迎が必要だったら相談してくれよ、とか言ってくれます。

気持ちよく利用できたタクシーの運転手さんと、たまーに街ですれ違うこともあるんだけど、彼らの方でも、気がついて、プップクプーとクラクションならして挨拶してくれたりするので、結構、楽しいです。
めったにタクシーは使わないでテクシーな私ですが。

まぁ、白タクで安く済ませられるかも?というチャンスを狙うもよし、タクシーでいかにぼられないで楽しいサービスを受けられるかにチャレンジするもよし。

安全に気をつけて、街の交通機関を上手にご活用いただける参考になったら嬉しいな。