モンゴルはLOHASライフの実現には最適な国だなぁ・・・といろんなLOHAS関連サイトをのぞいて実感しました。LOHAS商品なんてものは全然ないから、ちっともお金はかからないし。


「遊牧民になります」とブログに書いたら、早とちりなお友達から、「おめでとう」メールが舞い込み困惑中・・・

いや、まだ別々に暮らしてますからw。結婚とかそういうことで、日本で話が進んでるわけじゃないし。
ま、その辺はこれからのお楽しみですよん。

今年のシーズンはバリバリ(死語?)、孤軍奮闘しますからご心配なく。
皆様とのお仕事はばっちり、スケジュールに組み込んでありますよ。

団塊の世代の方々が大量に海外旅行に流れるのでは・・・なぁんて話もあって、これは大きなビジネスチャーンス!ってことは去年からけしかけられているのですが、まぁ、ぼちぼちいこうやって構えてる。

日本の旅行代理店との大きな取引はやっていません。
小さな、手作りでの旅行をやっていきたい、癒し系(本気のセラピー系)に取り組みたい、環境保全の活動をやりたい、といった絶対大きな商売にはならないけれど、心意気に賛同、という人たちと一緒に少しずつ、活動をひろげていければ いいかな、というのが私のスタンスです。

私が手がける旅は、格安でもないし、観光旅行の格付けにもなる快適さは重要視してないし、自分のことは自分でできる、という自己管理能力と自分への挑戦が好きな人向けの企画ばかりです。
モンゴルらしさをお手軽に体験できる、という企画ももちろんあるんだけど、やっぱり面白いのは「冒険」シリーズだと思っています。3泊4日の「遊牧民ホームステイ」でも人生開眼しちゃった介護士さんとかもいたけれど。


自分で調べて企画を立てて、予算組みをして、交通機関を調べ、チケットの手配をし、宿泊先を決め、旅の途中も予定通りにいかずに四苦八苦、でも道中の出会いが楽しくて一生に残る縁が生まれる・・・かえるときに、「またきっと戻ってくるぞ」と心の中で近いながら、遠ざかる旅先の風景を眺める・・・

そんな旅の手配のお手伝いは、会社的にはコストばかりかかって、儲けは小さく、ちょっとしたハプニングでも「旅行会社のくせに」とクレーマーの餌食になってしまいそうな、まさにベンチャーな仕事。
モンゴルの実情をこのブログでもいろいろ紹介して、何もかもが便利でスムーズっていうのがモンゴルの魅力じゃないというのもご理解いただきたい今日この頃です。

そういうストレスフルな「ツアー」商品ではなく、あんまり気負わず、でもホントに旅をしたいと思っている人と向き合える仕事をしていきたい。

ちょっと調べりゃわかることまで、無記名や偽名で「○×のことを教えてください」なんていう人のために掲示板で簡単に一生懸命調べた情報を公開したりしない。

でも、FAQなもの、と思ったものは、ブログでまとめて紹介していこう。
たとえ、それが直接のお客様にならなくても、どこかでつながっていけるかもしれない、そんな気持ちで。

まだシーズンが始まっていないから、比較的、私は穏やかな性格で、日々のんびり暮らしています。

モンゴルに戻れば、また日々是決戦。闘いの火蓋は落とされた!って感じで、あれやこれやと取り組まなければいけないから、今はしばしの休養です。

ビジネスマンは24時間闘って、日々、ビジネスのことを考えて、いかに儲けるかと一生懸命たゆまぬ努力をやるべきである。いまでもビジネスマンを標榜する限りは、全力投球で利益追求するのが筋だ、と思います。

でも、自分自身の本質、自分自身が好きなところは、何か、といったら、ビジネスマンとして頑張ろうとする自分じゃなくて、人のお手伝いをすることや、面白い!という発想を伸ばしてモンゴルで自分も私に関わった人も成長できるようにチャレンジすること。それが立派な仕事になるように全力投球でがんばること。

働くっていう言葉は、もともとは、「他人(はた)」が「楽(らく)」になるように活動することなんだ、とモンゴルホライズン初のお客様で、今は大事な友人のケンタ君が教えてくれました。

これはとても素敵な言葉で、モンゴルホライズンの活動スタンスはこれで行こう!と決めました。


はたをらくにする。
素敵なことです。
自分の力が微力だとしても、私の周りにいるモンゴル人、日本人には、おしげもなく私のために力を貸してくれる人たちがいます。
みんなでお互いの出せる力を出し合って、仕事としてお金を稼いで、底力をベースアップしていく、、、
そんなことができるように、よい仕事を作り出していきたい。


居心地のよい人たちの間で話題になってきているLOHAS。
わかってるようでわかっていない。
けど、日本でLOHASな暮らしをするっていうと、かなりお金もかかるし、効率悪そう。
エコロジカルだけどエコノミカルじゃないから、長続きさせるには、元手となる資金がかなり必要だし、結局、定期収入の確保をしないと日本じゃ生きていけなさそう・・・な気もしちゃう。

LOHASのイメージってNYやトーキョーやロンドンなど都会では、お金の余裕ができて、ビジネスもでっかくなって自分は何にもしなくても平気になった「金持ち父さん」勝ち組さんたちだからできる、「ちょっと知的な環境に優しい持続社会」という感じ。アロマテラピーにしても、とにかく何かを購入しないとだめみたい。。。
アフィリエイトと連動させているサイトが多いせいかもしれないし、結局、ビジネスツールとしてのLOHASっていうのが日本の実情なのかもしれないけれど。

ありのままの生活がLOHASそのものなのが遊牧生活。
のんびりとしたスローライフといっても、毎日ちょこちょことした労働が積み重なって、残業代も出なければボーナスもでない。でも、誰かに追い立てられて、人間関係がぎくしゃくしてストレスためて過労死、といったことはありません。

LOHASなはずの遊牧生活を捨てて、都会に流入してくる人たちが立たないモンゴル。
21世紀最後の遊牧独立国家モンゴル国は、今どうなっているんだろう。。。というちょっとした考察。

21世紀に入ったウランバートルでは、どんどん建物がたって、どんどん天然資源の鉱脈を穿り返して、モンゴルはどんどこ「経済発展」邁進中な感じです。

金鉱脈や炭鉱、そのほかもろもろの工業用・貴金属系の鉱物資源がてんこ盛りのため、日本や韓国、欧米からも投資家が増えているそうです。

環境保全の問題をいくら地元の住民たちが叫んででも、自然環境省の大臣さんが「金鉱山」を持ってるグループ企業の社長さん兼任で、自然環境保全運動を進めていくのがむずかしい国になりつつある。
国家批判をしているつもりはないし、実際、大臣になってから、この人も「住民運動」側との対話を試みている(懐柔に出ているともいわれているけど)らしいです。フブスグルの国立公園近くで試掘されていた金鉱山も活動停止になったみたいだし。

でも、相変わらず、鉱工業分野への投資のよびかけは、モンゴル政府が国をあげて行っています。

これまでODAで頼りにされていた日本も最近は、投資分野でも、アツイ視線が注がれています。
実際、鉱山関係でモンゴルに赴任なさっている方も増えてきていますしね。
同時に、環境や社会問題に取り組む日本のNPOもモンゴル人と共同でモンゴルを活動の場にするということも増えてきています。

いろんな日本とモンゴルの関わり方が生まれてきている。
すごい勢いで、すごく大きな力をもって、ジャパンマネーが押し寄せてきている。

在留邦人が30人にも満たなかった細々外交の時代にモンゴルで青春をかけた私としては、なんだか異様な感じ、というか脅威を感じてしまいます。

「蒙古襲来」の逆に「倭寇襲来」って感じ。

外国人排斥運動の右翼団体「ダヤルモンゴル」もNO.2を逮捕されてからも、活動をゆるめていないみたいできなくさいし。

私はこんなモンゴルと日本の付き合いの本質を見抜く目を養いたい。
これから私が生涯を暮らすことになるであろう、このモンゴルという国が本当に、100年先、200年先まで、世界でも稀有な存在の「遊牧国家」として生き残れるのかどうかを考えたい。

国がどんな風に変わろうとも、私が、モンゴル人遊牧民が、自然と共存しながら生き抜ける術があるのかどうか、必死に考えてみたい。

世界の先進国やお金持ちセレブな階層が、LOHAS、LOHASとスローライフを提唱し始めている。
モンゴルはほんのちょっと前まで、無意識にLOHASな暮らしができていた。

今は、金鉱山開発で、森林地帯からゴビ砂漠まで流れていた唯一の表水河川・オンギ川が枯れはて、世界第二位の透明度を誇っていたフブスグル湖は、ツーリストキャンプ乱立で汚染され、森がどんどん失われている。
LOHASな暮らしを守るためには、国の政府や経済界がLOHASという意識を持つことが必要。
でも1度走り出した、経済発展という化け物をとめることはむずかしいし、今のモンゴル国の国力を考えると、発展は推奨されるべきなのだ。

インフラ整備と不動産業、鉱山開発、大規模農業、ほんの一握りの人たちがオイシイ思いができる産業で、モンゴルのGDPはぐいぐい上昇中。

プラスな動向の裏側で、確実にマイナス要素も増殖中。

庶民の小さな力としては、特に外国人の私としては、国家に逆らったり、我を張っても仕方がない。
だけど、遊牧文化を探求していく身としては、つぶさに動向をみながら、たくましく生きる術を身に着けていきたい。

私だけでなく、エコツアーを地場産業にしようと奮闘している遊牧民たちと一緒に、LOHASビジネスがモンゴルで、進めてみたい。

団塊の世代のおじ様、おば様たちには、そんな私が知りたい、「高度経済成長期」の日本の経験が豊富なはず。

そういう経験豊富な方々がモンゴルホライズンで小さな旅作りをやってみたい、と興味をもっていただければ、私達の未来は明るくなってくるような・・・気がしてます。