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毎年恒例のモンゴル国革命記念日を祝う開会イベントは、革命の父・英雄スフバートル像への献花で始まります。
今年も、このスフバートル像に献花する予定だったはずです。

というのも、記者証なしで広場にずずいーっと入っていったとき、真っ赤な絨毯がスフバートル像へとまっすぐにしかれていたからです。
うっかり足跡をつけちゃって大慌てで、絨毯のほこりを払ってて、掃除のおばちゃんに、「あたしがやっとくから、早く行きなさいよ」なんて言われちゃったりして。

でも、実際はご覧のとおり。

チンギスハーン像前で、新しいユニフォームになった儀典兵によって献花されてました。

モンゴル帝国建国800周年の2006年は、モンゴルが世界で第二番目の社会主義国となった革命の85周年記念にもあたります。

1990年代初頭、私たちが「ゴルバンゴル計画」というモンゴルと日本の合同考古学調査に参加したとき、チンギスハーンの名前を讃えることは、なんとなくタブーのようでした。
民主化になった、自由だ、日本は敵国じゃない、となっても、田舎のおじいさん達からチンギスハーンを称える言葉を引き出すには、ある種の心の壁をとっぱらう必要がありました。

革命の英雄・スフバートルから、モンゴル統一の英雄・チンギスハーンへ、、、
モンゴルの象徴が変わったのを実感した一日でした。