自分の本業である取材コーディネートが忙しくなってくると、反比例でテンションが下がってくるのがカフェの営業。
これは連動して盛り上がってほしいのに、モンゴル人スタッフの士気が低い、というか、給料は上げてほしいけど、仕事は少ないほうがいい、というご都合主義の方々ばかり。モンゴル人って奴は・・・とカッカしてもしょうがないんだけどね。

みんな「鬼のいぬ間の命の洗濯」とかって思ってるんだろーなー。

私は、っていうか、日本人って、仕事に「生きがい」とか「やりがい」とかを求めて、自分の達成感を大事にするけど、モンゴル人って違うのねー。

9月までなんとかがんばって、冬はもう冬眠だ。
給料泥棒に私が身を粉にして、必死で働いた蓄えを分けるのはもう嫌だーーーーー。

日本での充電期間が短かった分、今年は自分のアウトプットキャパが低い気がする。

こちらが要求する「仕事」をせず、ただの「時間つぶし」で給料をひっぱがしていくモンゴル人にはうんざりだー。

モンゴルで仕事をしている日本人は一度ならず、こんな気分になったことありませんか?


でも・・・若いっていいわね。

仕事での鬱屈を晴らし、精神の鍛錬につとめるべく、アフターワーク(アフター何時になるかわからないけど)に、ウランバートル剣道クラブ、なるところで剣道のコーチをしています。

ほとんど稽古にも出られないダメダメ先生なのですが、案外、剣道ボーイズたちは素直でいい子で、慕ってくれます。

身長ミニモニ並な私よりもちっこかったボーイズがいまや、ニョキニョキのびで、170-180cmのナイスガイに成長。大学生になり・・・いや、かっこよくなっています。

I君は、金融経済学部2年生、T君は日本語英語学科2年生。
I君は、理数系で理論派、T君はちょっとお人好しでおしゃべり好き。
夏休みをもてあましている二人が、カフェでウェイターをやりたい、と言い出した話から始まりました。

きっかけは、6月22日のモンゴル剣道連盟の昇段審査のあとのパーティー。
I君はウェイターとバーテンダーの資格をとったのに、「学生だから」とどこにも雇ってもらえず、T君は、3ヶ月近い夏休みで「日本語忘れちゃうよー」ということで、、、
二人そろって「給料なしでいいから、何かやらせて!」と私ににじり寄ってきたのでした。
「給料なし」というところに反応してしまうあたり、最近「やり手婆」みたいに守銭奴と化している私を刺激しました。

と・こ・ろ・が・・・


料理はおいしいけれど、とにかくスローモーな料理人のため、お客さんも入らず、回転は悪く、、かなりの「お暇」モード。


常連さんの日本人のお客様やプロジェクトのUNDPのカナダ人やドイツ人の方がいらっしゃるので、T君の「日本語と英語を忘れない」という当初の目的は果たせます。

でもI君は「場所がいいのに、こんなに暇なのは、マネジメントが悪いからだー」と爆発。

私も自分でマネジメントしきれないため、「だから9月までで閉めよう」と思うにいたったわけです。だって私の留守中に私用電話はかけまくり、材料は盗みまくり・・・とあっては、どうやったって「無理!」なんですもの。

と思ってたら、I君、T君がつばきを飛ばして、大興奮。

「えええええええ。もったいないよ!先生。だって、こんないい場所でこんなにいい雰囲気なのに! 僕達だったら、もっといいムードの音楽かけて、チラシ配って、メンバーズカード作って、メニューももっと見やすくして、、、いろいろアイディアあるのに。僕がやったら、ぜったい赤字解消してみせるよ!」

「ここはいろんな大学からも近いし、夏はだめでも、秋・冬は絶対儲かるよ!僕らの同級生とかのいい溜まり場になるって口コミで広げれば、ぜったい大丈夫!辞めちゃだめだよ!」

「僕は高校の授業で、会社を起業したけど、そのときは大学行かなくてもいいやって思うくらい儲かったよ。僕はお金じゃなくて、結果が出したいんだ」

とまぁ、こういう人を求めてたのよ、といったキャラ丸出し。

「カフェがちゃんと運営できるようになったら、先生も剣道の稽古にもっと来れるでしょ!」


そうなんだよ・・・

とホロリ。


というわけで、ただいま、カフェ巻き返し開始です。