5月の天気を聞かれても、答えに困る、というのは毎年のことですが、それにしても今年はちょっとひどすぎます。3日連続の雨降りなんて、何年ぶりのことでしょう。。。
記憶にございませんわ。

なにゆえ、最高気温+28度の翌日に猛吹雪なの?
そりゃ、上昇気流で湿った空気が雲になり・・・
いや、そんな気象学はどうでもよくって、ウランバートルはそりゃもうすごいことになりました。
メインストリートのエンフタイワン通り、両側3車線のモンゴル一の大通りが、シャーベット状のみぞれドカ雪に阻まれ、なんと交通規制で大渋滞。

いわゆる「ゲル街」(最近はちょっとした一軒家も建ってます)は未舗装道路が多く、しかも側溝もなく雨水は逃げ道がないため、遠慮なく大地をえぐって行進だ。

私は、何はともあれ「基礎が肝心要」と幼少時代から叩き込まれてきたわけですが、この国では、基礎打ちしてる建物ってあんまりないですね。
てなわけで、洪水になると、基礎がない「ほったて小屋」がどんぶらこっこと流れてきて大惨事が発生するのです。

遊牧民のゲルは、地震にも竜巻にも山火事にもそれなりに対応できる「移動」という強みを持った最強建築物ですが、固定式になっているウランバートルのゲルは、雨漏りはするは床上浸水はするはでそりゃもう大変なことになっています。

なぁんて、世間様の大変さを「いやはや、いやはや」なんて、したり顔で眉をしかめていた私ですが、自宅に帰ってびっくりです。

独りでお留守番させていた愛犬「ソートン」は、愛用の化繊毛布にくるまりすぎて、「皮膚炎」を起こしたので(暑すぎるとお肌の弱いシェパードはかぶれるそうです。)、ベランダで涼んでいただいていたわけです。
朝の曇り空が午後には雨となり、そして、私が帰ってくるころには、ベランダ屋根のスキマから、どしゃどしゃと降り注ぐシャーベット状みぞれでグシャグシャ。
おまけに雷様が景気よく「ドンガラドン」と鳴り響いて、一人ぼっちのソートンは、すっかりパニックで腰をぬかしておりました。

ずるずると前足だけで這い蹲って、ベランダから部屋に入ってきた泥だらけの物体は、まるでlホラー映画「リング」の貞子が井戸から這い上がってきたときのよう。



そして、最上階の我がアパートは、天井が雨漏りで落ちていました。


ある地域によっては、電線やら変圧システムやらにたまった霙でショートし、大停電。

大雨のため復旧の見通したたず、という状況とか。


先週は第四火力発電所の爆発で、ウランバートル中が約4時間に渡り大停電しました。
でもCafeANDの前にある国会議事堂はさすがに自家発電システムでコウコウと電気がついてました。

なんか、波乱万丈だなぁ。

とりあえず、自分が田舎に遠征に行く前に、雨漏りだけは修理していきたい、と思う今日この頃です。