ここ最近、過労がたたっているせいか、
女医さんの卵と同居しているという安心感のせいか、
どうもカラダのあちこちがガタガタである。



一緒に契約に回ってる新人マネージャーのガナ君が、
渋滞+信号待ちの間に、運転席からにゅっと、
助手席の私の顔に向かって、顔を突き出してくる。
え、まだ私達、そんな関係ははやいんでないの?

o(>< )o o( ><)oジタバタ

ガナ君、私のあごに手をかけて、上を向かせる。

ひさびさの緊張感・・・


ガナ君、私の瞳をじっと見つめながらいいました。





「目、どうしたの?すごい赤いよ?
 血圧高い?」

血圧・・・去年の海外巡回健康診断でも人間ドックでもひっかかってる。
3月に入ってから、仕事もオーバーワーク気味。
カザフ飯、モンゴル飯攻撃で確かに肉攻め・油地獄で数値が気になってた。

うそー!脳出血の前兆か?
ダギーちゃんの「脳みそハメハメ攻撃」がやっぱりダメだったのか!

車内の鏡で自分で確認すると、確かに、右目の結膜まっかっかに充血してる。
昨日は、前髪かまつげが目に入ったせいだと思うんだけど、
ホテル関係の契約している間に右目が異常にかゆくなってきたのだった。


とりあえず、契約をすませて、家に戻る。

ダギーちゃんがソートンと遊んでいた。

「ただいまー」

「おかえりー。キャー!姉さん、どうしたの?その目。」

「うーん、結膜炎かなぁ。目薬あるから差しとくわ」

「みせて、みせて」とダギーちゃん。

女医さん顔になって、目を診察するダギーちゃん。

「なんか、異物が入ったのかなぁ?すごい目の血管が膨らんでるよ」

モンゴル語の表現って直接的だぁ。
血管が膨らんでいる=充血ってことだね。
結膜が破れてないなら別にいいやあ。。。

「ダメよ。姉さん!異物があるならとらなきゃ!注射器ある?」
(`・ω・´) シャキーン

へっ??(゜Д゜≡゜Д゜)? 

いや、埃アレルギーのオイラは、いつも美人女医さんご用達の
結膜炎用目薬があるからそれで十分ですよ。。。
さっき、洗面所て目も洗ったし。

でもダギーちゃんは、やる気満々で白衣を身にまとっている。
注射器はもちろんありますよ。使い捨てのがいーっぱい。
旅先でお客様が何かの病気にかかって、
地元の病院にお世話になる、という時は注射器持参でいかないといけないからさ。たくさんありますよん。

しかし、わずらってるのは目だよ。何故に注射器が必要なのさ?

「注射器にきれいな水をいれて、圧力をかけた水を目の中に噴射するの。
 高圧の水で異物が押し流されるのよ。」

( ̄‥ ̄)=3

いそいそと魔法瓶の中にある沸騰したお湯を、さまさまし始めている。

とりあえず、理論的には理解。
注射されるわけじゃないなら、ま、いっか。

おとなしく、治療されることにする。

それにしても・・・目の近くに注射針がせまってくるのって怖いよー。

チューッ。

取れない。つーか、外れてるよ。
なんで、この距離(10cm)で外すかなぁ・・・

「あれ、水圧が低いのかな?
 もうちょっと遠くからやってみよっと。」


・・・

10cmの距離で手元がくるう君が、なぜに1mも後ろに下がるかなぁ?

チューッ。

はずれ。私の背後にあった電子レンジに命中。

ダギーちゃん。もういいよ・・・

「あれ、おかしいぞ。水圧が低いのかな?水を足してって、ハイOK」

チュー。。。
シャツをベチョベチョにしながら、とりあえず、
私のちっこい目の玉にようやく命中。
いてー。消防車の放水みたいに痛い。

この注射器攻撃のあとは、目を冷やして充血をとることに。
おしぼりで。。。と思ったら、ダギーちゃんが
「ダメ!目の中にタオルの汚れた水が入っちゃう。」

冷凍庫からダギーちゃんがとりだしてきたもの・・・
「ハイ!これを軽く目に当てててね。」

タッパーに入った冷凍白米だ。
目を真っ赤にさせて、白米で目を冷やす光景。。。ご想像下さいまし。

とりあえず、結膜炎用の抗アレルギー目薬も差しておく。

その後、ダギーちゃんは信じられない行動に出た。
電話をピッポッパ。

「あー、エルカ?私、ダギー。
 ねぇ、目が赤くなる病気って何が考えられるか調べてみて。
 あなた、眼科の本持ってるでしょ?
 20分後にかけなおすね。じゃ、よろしく」


・・・

そして20分後。
「あ、そっか、で目が赤くなったときの治療法は?
 ・・・あ、なるほどね。わかったわかった。
 ありがと。え、明日休講なんだ。やったー。
 じゃね。ばいばーい」

にっこりと振り向くダギーちゃん。
「よかった。さっきのやり方でいいんだって。」

・・・
つまり、君の先程の治療はあてずっぽうだったと。

あぁ、よかった。当たってて。

ダギーちゃん、やっぱり君はまだ医者の卵なんだね。

あと1ヶ月でご卒業のカノジョ。
私はそれまで、どれだけ不思議な体験をすることになるのだろうか・・・

・・・_| ̄|○ 
無事にこの同居を乗り切れますように・・・