3月4日の今日、草原はとっても暖かく、モンゴルに戻ってきてから初めて、羽毛ジャケット無しで外に出られるほどでした。

雪が融け始めると、ドロドロになって、ぬかるみスタックになるから、ホントはあんまり好きじゃないんです。

今回の調査中、1回だけ雪にはまりました。

たいてい、地元の人に道案内してもらえば、スタックとかってないんだけど、今回は大失敗。
女の人が乗り込んできちゃった。しかもすっごい化粧とおしゃれして。

いやーな予感的中!

暖房の効いた車中でついつい眠りこけていた私、
「イーシェー エルグ(こっちに曲がって)」という声で目が覚めた。

急カーブ。そして荒いエンジンの音。

あぁ、、、やっちゃった。
堅い雪ががっぱり割れて、ロシア製ジープの四輪駆動するはずのタイヤが空を切ってました。

男女差別はしたくない私だけれど、田舎のダートロードの道案内については、車を運転したことのある男性に頼みたいって思う。

モンゴルの女性は、ゲル(家)から余り遠くまで独りで移動することはめったにありません。車を運転する女性もほとんどいないのです。

だから、車に乗っても、馬に乗っている感覚で、「道なき道」や馬ならヒョイだけど、車には越えられない溝などについての考慮はないのです。

道案内を頼むとき、私はどんなに仲良しの女性でも、「こいつはダメだ」と思ったら断っちゃう。スタックした時、ガソリンを大量に消費します。
田舎はガソリンの供給がいつでも十分にあるわけじゃないから、この辺は死活問題。

今回は、有無を言わさず、の気合があったため、仕方なかったけれど、旅行者をつれているときは絶対にありえない、スタック・・・でした。とほほ。

でも、本人はケロリンパとしている。
こういうところ、すごいなぁって思う。

まぁ、やっちゃったものは仕方がない。
深刻な顔しても、プンプン怒っても仕方がない。
誰かのせいだって攻め立ててもしょうがない。

だから、こういう時は皆で笑うっきゃないのです。

あはははははははははー

アンバーが汗だくになってスコップで堅い雪をかちわり、
道を作っている間、女性陣は、
「雪原に放牧されている馬の群」だのに見とれ、
写真をとってはしゃいでいたのでした。



でも、さすが、アンバー!
20分足らずで脱出できました!

ただ、アンバーはその後言ってました。
「女に囲まれてたって、こんなシチュエーション、もう嫌だ!」