金曜日の検診で、産婦人科のおっさんに狼藉をはたらかれ、ハートブレイクだったオイラ。ご心配をおかけしました。
 一緒に怒りを分かち合ってくださった淑女の皆様、ありがとうございます。
 まぁ、結局、検診が終わっていないので、結果が出るのも遅れるのかなぁ。
 どうしてくれるんだ!まったくこちらのスケジュールを無視している。
 報道番組関係の取材スタッフだったこともあり、「医療過誤」そのほか、病院関係というのは何か権威を傘にきているところがあるなぁ、と憤慨することもありましたが、患者の立場というのがこれほど弱い、ということを実感したのは初めて。
 あぁ、私はまだまだ取材対象者の心に自分が深く入り込んでいなかったんだ、とつくづく思いました。
 医者から受ける心の傷とは、かくも一瞬にして深く、そして拭い去りがたい汚点として自分の中に突き刺さるものなのだ。

 産婦人科は特にいろんな意味で神経がナイーブになっている老若の女性が訪れる場所なのだから、医療スタッフが患者以上にセンシティブに、あるいは人生に対してポジティブシンキングをしながら対応すべきではなかろうか?
 外来と一緒の扱いで、2時間近く待たされたことからも、産婦人科のお医者様がどれだけ多忙で大変なお仕事かはわかりましたが。
 医療というのは技術だけでええんかい?ならば、医療サービスなんて偽善な言葉を使うのは辞めたほうがいい。不安をかかえた女性は勘違いしやすいから。
 
 自分が心に予想以上に深い傷を負っている、とわかってきたのは、この土日。。。
 元気なようでいて、私、実はこの2日間、家から一歩も出られなくなってます。ひきこもりってか?
 なんか力が完全にエクゾースト。力が抜けちゃって、生きるっていう意味がないんじゃないか、とすら思ってしまった。自分らしくないなぁ。。。
 魂の風船がぷちっと穴をあけられたっていう感じ。

 金曜日の昼頃は落ち込みつつも、一言ぐらいはなんてことないから、こんなショック、ふさぐのは簡単だ、と思っていたので、ブックオフで立ち読みしてたのは、産婦人科とかとはぜーんぜん関係ない少年漫画「修羅の門」「修羅の刻」という格闘技モノ。これがまた30巻以上のすごい超大作なので、足がむくむまで一気に読みふけった。気持ちが下がり気味なときは、スポ根漫画が一番だというのが私の持論である。他には、ちばあきおの「キャプテン」とかサッカー漫画の草分け「キャプテン翼」の初期の頃とかもお勧めです。

 この長時間立ち読みが、のちにバリウム詰まるぞ事件など、我が家の家族内紛騒動まで引き起こしたわけで、気分すっきり、バリウムも排出と思っていたのに、散歩に行く気力すら出ないくらい落ち込んでいたとは・・・人間の心理状態というのはたとえ本人であっても正確に把握するのは難しいものですね。

 明日こそ、自分から外に出ないと、私はあの産婦人科オヤジの言葉に負けてしまう。


 とまぁ、ぼーっとなんのやる気もないままに、テレビを見ていた時に、出てきました、ウォーキングドクター・デューク更家
 すごいなぁ、この人。ほんとにやる気というか生きるポジティブシンキングが服来て歩いて、皆に元気を振りまいているって感じだ。

 んで、私も元気になった気がします。
 やるぞー!と両腕をむぎゅむぎゅねじり搾りながら、元気に腹式呼吸をやって10歩ほど歩いたら、なんか体の内側から熱いエネルギーが湧き上がってきた感じがしています。背筋がぴんと伸びてきちゃったよ。無性に身体を動かしたくなってきた。

 すげぇなあ。このデューク更家という人は、口には出さなくても、相当の苦労を重ねてきている人だろう、と想像している。そのうえで、自分がうんと高みに上り詰めるイメージトレーニングと誰にも負けないウォーキング理論というのを確立し、現在にいたっている。成功者となった今でもちっともたゆむ気配すらない。慢心もしていない。こういう人を成功者というのだろう。
 自分がお金持ちになって豪邸に住む、とか自分のやりたいように生きる、ということだけじゃなくて、随分たくさんの人たちにも生きる楽しさをバンバン分け与えているっつーか。

 自分がやっていることは本当に些細で、まだ軌道に乗っているとはいえないけれど、いつか、私が生きることで、奮闘することで、間接的に誰かを元気にできたら、すっげぇシアワセだな。
 サービス業っていうのはそういうものではないか、と思いました。
 うん、元気になってきたよね。私。


 自分が生きる、ということは誰か他人のためではないのだけれど、
 死なない、ということが両親を勇気づけるなら、私は親より先には死んではいけないのだな、と思いながら、もうすぐ月曜日を迎えようとしています。
 生きる気力がなくなった私を見た父、激怒!もう36時間ほど口をきいていません。
 でも、なんとなく自分が元気になってきたような気がするから、自分の部屋から出て、父親の隣に座ってこようと思います。居候の身ですから、同居人に心の負担をかけてはいけません。

 でも、父上様、両親より長生きするってのはかなりの至難の業です。
 両家ともども、長寿家系で平均寿命、90歳・・・を超えている
 「親より先に死んではいけない」という家訓に対するわれらのご先祖様たちの壮絶な意地の張り合いのすさまじさ、、、気が遠くなりそうです。

 2日間、心配をかけてすみませんでした。