テスラアプリに障害発生、世界中でテスラオーナーがEVに乗れなくなる現象発生

リモコンキーも持っとくが吉

2021/11/21 

 

 

 

日本時間11月20日午前5時頃、テスラのモバイルアプリが突然利用できなくなり、世界中のテスラオーナーがEVにアクセスできなくなる現象が発生しました(キーカードは正常に使えたようです)。

当初は米国内だけの問題かと思われていましたが、ほどなく韓国のテスラオーナーがイーロン・マスクCEOにTwitterで問い合わせ、それにマスク氏が「確認中」と返答、アジアおよび欧州からもロードサービスを呼んだり、スケジュール変更を強いられてしまったりしたテスラオーナーらのツイートがあふれす、世界規模での不具合であることがわかりました。

この問題はテスラがアプリのアップデートを実施した際に、一部機能が実装に問題を抱えていたために発生したとElectrekは伝えているものの、マスク氏は原因をまだ掴んでいないとしているため、実際に不具合に至ったのがElectrekの言う通りかどうかは不明です。ただその後、事態は回復した模様で、Downdetectorを参照したところ20日正午ごろにはほぼ通常どおりにもどっているのがわかります。

テスラに限らず、自動車もいまやインターネット接続性を備え、スマートフォンアプリやクラウドサービスに依存するようになっています。しかしネットワークに依存すると言うことは、それがダウンしてしまうと今回のようなトラブルが発生するのは避けられません。となると結局、アプリは便利ではあるものの同時にキーカードやリモコンキーは常に携帯しておくのが無難だということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Teslaのサーバー障害、アプリでTesla車に接続できなくなる

2021/11/21 

 

 

日本時間 20 日早朝に Tesla のサーバーで障害が発生し、世界中のオーナーからアプリで Tesla 車に接続できなくなったことが報告された (Electrek の記事DowndetectorThe Guardian の記事Mashable の記事)。

Tesla アプリは Tesla 車のさまざまな機能をコントロールするほか、キーとして使用することができる。サーバーに接続できなくても Bluetooth 接続でキーとしての使用は可能だが、使用できなかった人もいるようだ。そのため、キーカードやキーフォブを持ち歩くことが推奨される。

イーロン・マスク氏のツイートによれば誤ってネットワークトラフィックの冗長性が増加したとみられるという。マスク氏は復旧を報告してオーナーに謝罪し、再発防止に努めるとも述べている。