Microsoft StoreにFirefoxがまもなく登場。もうダウンロードのためにEdgeはいらない?

2021/10/26 

 

 

 

 ウェブブラウザー「Firefox」が、Microsoft Storeにアプリの一つとして登録された。間もなくMicrosoft Storeからダウンロードが可能になるとみられる。

 Microsoftはこれまで自社製品であるEdge以外のウェブブラウザーをMicrosoft Storeで扱ってこなかったが、Windows 11がリリースされて以降はその方針を転換し、現時点ではすでにOperaがダウンロード可能になっている。今回のFirefoxはそれに次ぐものとして、The Mozilla Blogで今月始めに予告されていたもの。すでに海外では、ダウンロードこそできないものの専用ページが用意されているのが今月始めの時点で確認されていたが、先週末頃には国内からも参照可能な専用ページが見つかり、正式公開に向けて作業は急ピッチで進んでいるようだ。海外メディア「gHacks Technology News」は「FirefoxをダウンロードするためのInternet ExplorerやMicrosoft Edgeは間もなく必要なくなります」と、Microsoft Store版Firefoxの登場を皮肉を込めて報じている。

 

 

 

 

 

 

「Skype for Web」が「Firefox」でも利用可能に ~「Skype 8.78」のプレビュー版でテスト中

すべてのWebブラウザーに対応。通話画面のモダナイズも開始

 

2021/10/26 

 

 

 米Microsoft傘下のSkypeは10月22日(現地時間)、「Skype 8.78」のプレビュー版(v8.78.76.151)を公開した。先日発表された「Skype」刷新計画の一部が実装されている。

 

 「Skype 8.78」では通話画面(call stage)がモダナイズされ、通話画面へ常に表示しておきたい参加者をピン留めしたり、参加者を通話画面上部のトレイに隠す機能が導入された。コンテンツビュー(プレゼンテーションモード)の状態であれば、参加者と一緒に自分のビデオフィードもトレイに置いておくことができる。また、トップトレイに表示される参加者のアバターにも改良がくわえられた。 

 

 そのほかにも、ビデオ背景を改善。通話を終了しても、その背景設定が次の通話に引き継がれるようになったほか、毎日更新される「Bing」の写真を背景を設定している場合のエクスペリエンスが改善された。

 また、「Skype for Web」で「Firefox」などのWebブラウザーが利用できるようになった。同社は先日の発表で「Skype」をすべてのWebブラウザーに対応させると表明していたが、それが果たされることになる。「preview.web.skype.com」を「Firefox」で閲覧すると依然「機能が制限されている」というバナーが表示されるが、いずれこのバナーは取り除かれる見込みだ。

 プレビュー版「Skype」をテストするには、「Skype Insider」プログラムに参加する必要がある。WindowsだけでなくMac、Linux、iOS(TestFlight)、Android、Webで利用可能だ。