Firefoxは過去6カ月間でどのようなパフォーマンス改善に取り組んできたのか?

2021/08/10 

 

 

Firefoxを開発するMozillaが、「過去6カ月間でどのようなパフォーマンス改善を行ってきたか」というレポートを公開しました。Firefoxのデスクトップアイコンをクリックしてからブラウザが表示されるまでの時間を大幅に短縮したほか、「ウェブページがブラウザの速度を低下させている」という通知を明確にする処理などが行われています。

Performance in progress – Mozilla Performance
https://blog.mozilla.org/performance/2021/08/05/performance-in-progress/

◆Firefoxの起動について
まずMozillaでは「WindowsでFirefoxを起動する際、アイコンをクリックしてもFirefoxが反応しているように見えず、何度もクリックを繰り返して最終的に大量のブラウザが起動してしまう」という問題に対応しているとのこと。この問題を解決するためにMozillaのエンジニアであるDoug Thayer氏とEmma Malysz氏は「スケルトンUI」を利用しました。

 

 

そもそもFirefoxの起動に時間がかかるのは、Firefoxの起動に多くの処理が必要であるため。Mozillaは以下の図を使って、ブラウザが表示される前に「ランチャープロセス」「XUL.dllの読み込み」「プロファイルのロード・JSエンジンの開始」などが行われることを示しています。

 

ウィンドウのサイズや位置を決めるためにはプロファイルのロードやJSエンジンの開始が必要です。またディスクからXUL.dllを読み込むには時間がかかりますが、コンピューターの処理速度が遅いと、この読み込み時間も長くなります。

スケルトンUIを利用することで、Firefoxで行われる処理自体はそのままに、ブラウザが表示されるタイミングが変更されます。これにより、クリック直後にブラウザが表示され、「Firefoxは反応している」ということが示せるわけです。

 

以下のムービーでは従来のFirefox(左)とスケルトンUIを採用したFirefox(右)が起動する様子を見ることが可能。最終的にブラウザ上にコンテンツが表示されるタイミングは同じですが、クリックしてからブラウザが表示されるまでの時間が大幅に短縮されているのが見てとれます。これにより「Firefoxが反応していない」と勘違いして何度もアイコンをクリックしてしまう事態が防げるわけです。

Firefox Skeleton UI Demo - YouTube

 

なお、スケルトンUIはFirefox 92ベータ版で利用可能になる予定とのこと。

◆「ウェブページがブラウザの速度を低下させている」の通知
また、これまでFirefoxでは特定の時間的なしきい値を超えて動作するスクリプトを有するページを開くと、「ウェブページがブラウザの速度を低下させている」と表示されていました

 

しかし、この通知がブラウザ上で開いているどのページに対するものなのかや、次にとるべきステップが不明確だという苦情が寄せられていたとのこと。そこで、Doug Thayer氏とEmma Malysz氏は表示の原因となっているページのタイトルを通知に含めると共に、ユーザーが迷わなくてもよいように選択肢のボタンを「Stop(停止)」のみにしました。

 

この変更によりユーザーが速やかに「停止」ボタンを押せるようになり、ユーザーが処理を保留して何度も通知が送られるという事態が減少した模様。実際に、実装してからというもの、送信される通知の数が50%減少したそうです。

◆セキュリティ
Mozillaは、市場に出回るCPUのハードウェアレベルに潜む脆弱性「Spectre」と「Meltdown」に対応するため、2021年5月に「Fission(サイト隔離)」という機能を発表しました。

Firefoxに「サイト隔離」機能が登場、「Spectre」「Meltdown」への根本的な対策に - GIGAZINE

 

Fissionを利用しないこれまでのブラウザでは、ユーザーが有害なウェブサイトにアクセスしたときに、そのウェブサイトとは異なる銀行などのログイン情報も抜き出される恐れがありました。しかし、Fissionではそれぞれのウェブサイトが個別に処理されることになり、攻撃者が有害なウェブサイト以外のウェブサイトの情報にアクセスできなくなります。

加えてFissionは個々のプロセスでサイトが処理されるので、「重いサイトを開いても他のページの応答性が低下しない」「あるタブがクラッシュしても、他のプロセスで処理されているページが影響を受けない」「サイトの読み込みに複数のプロセスを使うので、作業がより多くのCPUコアに分散され、ハードウェアの性能をより効率的に使用できる」といった副次的なメリットも報告されています。


MozillaはFissionの改善を続けており、NSSライブラリの初期化やHTTP Acceptに関するプロセス切り替え処理が、Windows上の複数のページで改善されたとのこと。プロセス切り替えにかかる時間はこれまで20~40ミリ秒でしたが、6~8ミリ秒にまで短縮されたそうです。

この他、Firefox 89で特定イベントの待機時間についての洞察を提供する「Performance Event Timing API」と呼ばれるAPIが有効になったことなども報告されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

Firefoxブラウザのユーザー数、2年半で激減

2021/08/10 

 

 

Mozilla Firefoxブラウザのユーザー数が、近年激減していることが判明しました。Google Chromeなどの競合ブラウザにユーザーを奪われているようです。

 

2年半で4,600万人も減少

情報サイトIt’s FOSSが、Firefoxの公開データリポート(Firefox Public Data Report)を確認したところ、2018年末には2億4,400万人だったアクティブユーザー数が、2021年6月末時点では1億9,800万人と、2年半で4,600万人も減少していました。
 
Firefoxはこれまで、競合の存在にも関わらず、一定のユーザー数を維持してきました。たとえば2000年代初期にはInternet Explorerが人気を集めましたが、2008年当時のFirefoxのシェアは約30%となっています。

Chromeの普及でブラウザ市場が変化

しかしGoogle Chromeの普及により、ブラウザ市場は大きく変化しました。
 
現在、デスクトップおよびモバイルを合わせたブラウザ市場において、Chromeは65%という圧倒的なシェアを握っています。この理由にはGoogleが頻繁にChromeブラウザをアップデートしていることと、そしてAndroidデバイスが数量的に多いことが挙げられます。
 
またFirefoxとMicrosoftのEdgeブラウザが、Chromeの使い勝手や機能向上の速度に追いついていないというのもあります。ただし新しいEdgeはChromiumベースのブラウザなので、Chromeに近い内容となっています。

ユーザー数減少は収入減に直結

FirefoxはLinuxユーザーのデフォルトブラウザであるため、一朝一夕で消え去ることはないでしょう。またすべてのユーザーがChrome愛好者ではなく、Firefoxには根強いファンが存在します。
 
とはいえ、Firefoxの収益の94%は、Firefox製品に搭載されている、Google、Bing、Yahoo!、Yandex、Amazon、eBayなどの主要検索パートナーが提供する検索機能によるものであるため、ユーザー数の減少は収入面で大きな打撃となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

Firefoxは50万人のユーザーを苦しめています。 その秋はどこまで行くのでしょうか?

2021/08/04 

 

 

今年の初めに私たちは書いた 記事 の衰退について Firefoxの。 冒頭で、Mozillaがプログレッシブウェブアプリ(PWA)のサポートを追加する意図を放棄したと述べられていますが、競合他社がfoxブラウザー(またはコアラ)を提供していることと提供していないことについて話すことができます。純粋主義者)。 そのような理由で、そして数字を見て、サーバーは使用に慣れようとしました また Chromiumベースのブラウザーであり、私はついに主要なWebブラウザーとしてVivaldiを使い続けました。

そのため、Firefoxに不誠実だったので、今日は少し悪い読書を感じました 新しい これにより、Chromiumの唯一の実際の代替手段(Safariを除く)が保証されます 過去50年間でXNUMX万人のユーザーを失いました。 また、精神を落ち着かせるのに役立たないのは、Mozilla自体です 掲示 情報は、マーケティングの場合、そのような否定的なデータを提供しないことが最善だと思います。

 

Firefoxの消滅は、クロムの独占につながるでしょう

問題は、使用したくない場合にLinuxとWindowsのユーザーが使用できる唯一の選択肢はFirefoxであるということです。 クロム。 それが消えた場合、Googleが提供するエンジンを使用する必要がありますが、BraveやVivaldiなどのブラウザはすべてを「ロード」する傾向があります。

この脱出の理由は非常にさまざまです。 手始めに、モバイルデバイスについてもここで説明します。Chromeはデフォルトで Android。 Windowsユーザーの場合は使用していませんが、Edgeが大幅に改善され、Chrome / Chromiumと互換性があるので、すべてがより適切に統合されているので、おそらくそれを使い続けるでしょう。 一方、Google検索エンジンは地球上で最も使用されており、通常、ブラウザであるChromeをインストールするための広告が表示されます。

しかし、それだけではありません。 Chromiumベースのブラウザでのみ利用できるサービスがあります。実際、プログラマーがXNUMX週間も経たないうちに作業しているのを見ていて、まだMacを使用していて、彼はChromeを使用してコードをチェックしていました。 これらすべてに、Firefoxをすでに追加している場合 排他的または革新的なものは何も提供していませんそんな風に言いたくないのですが、50万人はまだ少ないようです。

 

これがすべて説明されているので、Firefoxがなくなるとは思いませんが、より高い塔が倒れています。 それが起こったら私は幸せではないでしょうが、それが起こったとしても私は何が起こっているかに驚いていません 多くのディストリビューションにデフォルトでインストールされています Linux。 更新するか死ぬ。 最初に、この神話上のWebブラウザーがどうなるかを見ていきます。