Twitterが動画ファイル形式「APNG」のサポートを停止、てんかん患者の発作を引き起こすため

 

2019・12・24 https://gigazine.net/news/20191224-twitter-bans-apng-epilepsy/

 

 

Twitterが同プラットフォーム上で使用可能だった動画フォーマットのひとつであるAPNG形式のファイルの利用を禁止しました。その理由は、APNGがてんかん患者の発作を引き起こしたという報告があったためです。

Twitter bans APNGs after attack on Epilepsy Foundation handle - The Verge
https://www.theverge.com/2019/12/23/21035855/twitter-bans-apngs-trolls-seizures-epilepsy-foundation-attack

2019年12月16日、何者かがてんかん財団の公式Twitterアカウントに対するツイートやてんかん財団関連のハッシュタグ付きのツイートにAPNGファイルを添付し、てんかん患者の光過敏性発作を引き起こしたことが明らかになりました。Twitterでは、「設定とプライバシー」→「ユーザー補助」から、動画の自動再生をオンにするかオフにするかを選択することが可能ですが、APNGファイルは設定で動画の自動再生をオフにしていても自動再生されてしまう模様。

そのため、TwitterはAPNGのサポートを停止すると発表。Twitterは「APNGは楽しいものですが、自動再生設定を配慮することができないため、ツイートに(APNGを)追加する機能を削除しています」と説明しました。

 


Twitterはすでに投稿されているAPNGファイルを含むツイートは削除しないまま残し、APNGに代わる同等の機能を構築すると約束。そのため、APNGのサポートが復活するというよりは、別の形で動画ファイルの投稿形式が拡張されるということになりそうです

 


Yahooによると、Twitterは今回の事例以外で「APNGファイルを使用したてんかん患者への攻撃」は確認していないそうです。しかし、てんかん患者の発作を引き起こしたということは事実であるため、今後てんかん患者をターゲットにAPNGを悪用するような事態が起こることを未然に防ぐため、Twitterは一時的にAPNGのサポートを停止したというわけ。

APNGファイルを見て発作を起こしたてんかん患者の数は具体的に明らかにはなっていませんが、てんかん財団は法執行機関と協力し、てんかん患者を狙った悪質なツイートを投稿したアカウントの所有者を告訴したことを明かしています。

なお、動画ファイルを使いてんかん患者の発作を引き起こそうとする事例は他にもあり、2017年には発作を誘発するような動画ファイルをツイートした攻撃者がFBIに逮捕されています。

 

 

 

 

 

 

 

Twitter、アニメーションPNGの投稿を制限。てんかん患者への嫌がらせ対策

アニメーションGIFは引き続き利用可能

 

2019・12・24 https://japanese.engadget.com/2019/12/23/twitter-png/

 

Twitterが、アニメーションPNG(APNG)の扱いに関して不具合を発見したため、その修正とあわせて、APNGの投稿を制限したと発表しました。

Twiterは12月、てんかん患者へ発作を誘発するようなストロボが点滅する画像が送り付けられた事件を受け、さらにプラットフォームの安全性を高めると約束していましたが、今回の対処もその一環と考えられます。

 

アニメーションに関して言えば、これまで同様にGIFアニメは利用できます。これはメディアの自動再生を抑止し、発作を引き起こすような画像は検索しても表示されない対策が取られているためです。

しかし、APNGにはこれらの対策が有効になっていなかったとのこと。また、APNGには、アプリとデバイスのパフォーマンスに悪影響を与える可能性もあるとしており、これらのこともAPNGの無効化を決定した要因となっているようです。Twitterは、すべての人に安全な体験をしてもらいたいと投稿の中で話しています。

なお、APNGの利点として、代替テキスト(alt-text)の利用があります。これを使うと、目の不自由な人がスクリーンリーダーを使う際、画像の内容を読み上げることができるものですが、TwitterはGIFにもalt-textを追加できるよう作業を行っているとのことです。