昨日お伝えした、セウォル号断食場に訪れたモンダンヨンピル。

モンダンヨンピル韓国HPにミョンジュン監督がそのときの模様をアップたしました。

セウォル号特別法が遺族の意思と反して、与野党が合意したそうです。

遺族の皆様がどのように思っていらっしゃるのでしょうか。。。

ミョンジュン監督の投稿をご一読ください。


セウォル号断食場に行ってきました


同胞の皆さん、そして会員の皆様

今日はお知らせした通りセウォル号の遺族に会ってきました。

午前10時30分に集まることにして待ちましたが、平日の午前の時間にもかかわらず約10名の会員たちが一緒にしていただきました。心が動けば体が動く私たちモンダンヨンピルのメンバーが本当に誇らしかった。

天気は熱く、幸いなことに、湿気が少なかったです。

光化門李舜臣将軍の銅像のすぐ下に位置するセウォル号絶食場では、遺族のテントを中心に両脇に同調ハンストをする多くの市民がテントの下に何も言わずに座っていました。

クォン·ヘヒョ代表様を最後に皆で集まり、遺族絶食場に向かいました。

そこには、ユミンのお父さんがおられず、他の2年4組の保護者の方がおられました。

ユミンがお父さんキム・ヨンオさんは、大統領府に抗議訪問に出かけたそうです。

その前日起訴権も捜査権もないセウォル号特別法を与野党合意し、絶望と裏切り、そして怒りに包まれた遺族が、大統領府へ、国会へ向かった時間でした。

なんと26日の絶食したユミンのお父さんはこの日、下の写真のような文を医療支援されたの方に残されました。

以前産婦人科医院だったセヌリ、アン·ホンジュン議員が「気になるが絶食をちゃんとやってるのか?」という発言をし、

それ裏目に出ました。

私達が訪問した時は、ちょうどキム・ヨンオ、ユミンのお父さんが大統領府に向かった時で、セウォル号の遺族たちの願いである
起訴権、捜査権のあるセウォル号特別法を与野党が合意していた次の日でした(涙)







ボラ先生!
この間私を診療してくれたありがとう。
心より感謝申し上げます。
アン・ホンジュン議員が光化門に訪ねてくるまで
診療を拒否いたします。
私が倒れ死んでもアン議員が
望んだことですから私が着ていた
ズボンを必ずプレゼントしてください。
何でかって。今着ているズボンが
断食を証明しています。
あまりにもぶかぶかで、もうベルト
なしでは落ちてしまうのです。
必ず伝えてください。
もう診療にこられても受けませんので
いらっしゃらないで下さい。
そして
心よりありがたく、愛してます。




名前はわかりませんが、遺族の中で、私たちを温かく迎えてくださった2年4組のお父さんがクォン·ヘヒョ代表と私たちに状況を教えてくださいました。

与野党の合意があるわずか3日前、新政連のパク·ヨンソン議員が「自ら」遺族絶食場に訪問して

「必ず遺族が望む特別法を通過させる」と約束してユ・ギョングン遺族対策委の代弁人に

どうか代弁人だけでも断食を止めてくれと訴えたそうです。その真摯さを感じ、代弁人は絶食をその日に終えました。

しかし、わずか3時間後にそう言って国会に入ったパク·ヨンソン議員の手によって与野党が言葉にもならない

特別法を合意したそうです。どうしたら政治家たちはこうも露骨なんでしょうか?言葉も出ません。

言葉も出ないのはクォン·ヘヒョ代表も同じでした。

遺族の痛みに私たちがどのような慰労の言葉が可能でしょうか?

やがてクォン·ヘヒョ代表が遠く広島から送られたウリハッキョの子どもたち、父母、同胞、そして日本の方々の心が込められた文を読み上げました。クォン·ヘヒョ代表の声沈んでいき、私たちも粛然となりました。

この場を借りて改めて同胞の皆様に深く感謝の気持ちを伝えます。

最後まで同胞の気持ちを聞いていただいたお父様は、その心をここ遺族の方にも伝えると約束しました。


短い時間でした。

お父様の力はないけれど決定的な一言一言を聞きながら、何かもっとできるものはあれば...という気持ちしか浮かびませんでした。モンダンヨンピル会員の皆様と一緒にセウォル号の遺族を慰めることができる何かを小さくともしなければならないと思います。

まず、時間があれば光化門を訪れ、遺族たちの断食の現場を訪問して、その前を通るときその海の中に無念にも眠っている子どもの魂を覚えていてください。加えセウォル号特別法の署名もしてください。

平日の午前にもかかわらず、忙しい時間をさいて一緒にしてくださったモンダンヨンピル会員の皆様、そして遠く日本から一緒に心を痛めておられる同胞の皆さん、ウリハッキョの子どもたち、日本の友人たち。すべてに感謝します。