別れ際 慎は必ず次の約束をくれる。
萌々が寂しくない様に。
そして萌々が見えなくなるまで 見守ってくれる。

先々週は 酔っ払って足に きちゃった 萌々に 付き添って地下鉄乗ってくれた。

慎も 結構飲んでたから 車はNGということで。

昨日は ホテルを出て慎は残りの仕事を片付けに会社へ 萌々は地下鉄で帰る事に。

『じゃあ 来週また電話するよ。』と慎

『うん!お休み』と手を振り二手に別れた。
暫く歩いていると 携帯が鳴った。
慎からだ。

『もしも~し どうしたの?』

『な~に曲がってるの。真っ直ぐだって 言ったでしょ。』

『え~っ!曲がってないよ。』

『さっき右に曲ってたじゃん タクシーの前。』

あぁ 確かに 横断歩道を渡ろうとした。
それが慎には 右に曲った様に見えたらしい。
『ずっと見てたよ。』
『えっ うそ うそ』
とっても 嬉しかったりして。

後を振り向く

『そこからじゃ 俺の事見えないかな?』

『ううん。そこに立ってるの わかったよ~』
と もう一度 大きく手を振った。

『ここで良いんでしょ?真っ直ぐよね?』って歩き出す。

『うん そうそのまま 真っ直ぐ歩いて。お休み。愛してるよ。』

『うん おやすみなさい。また 来週ね。』
『うん それじゃぁ』
ずっと見ててくれた。結構歩いたのに。嬉しい!


ほんとは 慎の姿が 人込みのなかで 見つけられる距離じゃないと 思うのだけど はっきりわかったよ。これって愛の力?
旦那ですら 至近距離で声かけられるまで 気付かないのに。(笑)
大好きだよ慎。

電話で言えなかった愛してるをただいまメールで伝えた。