「挫折」というのか「深い悲しみ」
と言ったらいいのか・・・
そういうの、えつこさんは
どうやって乗り越えてきましたか？
と質問頂きました。
人生４０年以上生きていると
「自分じゃどうにもならないこと」
も起きますよね。
でも今ここで生きているという事は
結果的に「乗り越えてきた」んだと
思います。
一番の「挫折」は、
ネイリスト検定１級に落ちたこと、
かなぁ。
１級の検定は何度か
チャレンジしてるんです。
１回目は確か、
結婚式の２週間前かなんか・笑
それで受験する私も私だけど、
やっぱり、の不合格。
結婚して、今の家に引っ越してきて、
週末はレッスンの為に実家に帰りつつ、
平日は５時起きして練習して仕事して、
帰ってきてまた練習して。
夫は応援してくれていて、
何も言われなかったけど、
「新婚なのにこれでいいの？」
という私自身の中での疑問は
確かにあった。
いつまでも続けられるものでは
ないと思っていたから、
合格したかったんだけど、
結果は不合格。
この時の不合格の理由は、
練習不足もあったんだけど
私が私自身に負けた
ことがハッキリと分かっていて、
検定が終わった瞬間に
「もう終わりだな」と思った。
モデルをしてくれた母と
試験会場近くで焼肉食べながら
涙が止まらなかった。
やりたいことは全部やってきた私
でしたが、
ネイル検定だけは無理だった。
大好きだったネイルを
やりたくないと思った。
検定が終わっても
道具を片付ける気にもならず、
ネイル部屋にも一歩も
入らなくなった。
誰も何も言わない。
私が傷ついているのを
みんな分かっていたから。
それがまた、
身に染みるんです・・・。
𠮟咤激励してくれた方が
よっぽどよかった。
そっとしておかれる方が
当時は惨めだったな～
だけどみんな待ってくれた。
私は、どうしたいんだろう？
今みたいにノートや手帳を
書く習慣なんて、ない私は、
ただぼんやりと日々を過ごして
腑抜けになっていたんだけど
ある日突然、
ネイル部屋に入ることを決めたんです。
検定で使いっぱなしになっていた
道具を片付けて、ゴミを捨てて
（ゴミすら捨ててなかったｗ）
ネイル部屋の掃除もした。
ブログ書いてネイルサロンを
やってみようと思った。
動き出したんです、
私自身が、私自身の力で。
気持ちが完全に
吹っ切れたわけではなかったんだけど、
片付けをして掃除をして、
ブログを書いたりしているうちに
少しずつ自分の中に
「やる気」が湧いてくるのを感じた。
絶望の淵にいる時って、
やる気が起きるまで待とうって
思うじゃん？
逆なんだよね。
苦しくても辛くても、
それこそ「超低空飛行」でもいいから
肉体をちょっと無理やりにでも
動かしていると
少しずつエネルギーが湧いてくる。
動かないとずっと滞ったまま、
動かせるのは誰でもない「私自身」だっていうこと。
そういやブログ記事書いてて
思い出したけど
専門学校の時に就職活動していて、
まわりがどんどん内定もらう中、
私は全然決まらなくて😅
真夏にリクルートスーツ着て
会社訪問やら面接やら
汗だくで回った後、
ほんとーにやんなっちゃって
（就活で不合格出ると
人格否定されてる気分になるの、
何でだろｗ）
夜中にワンワン一人で大泣き
したこともあったな～
あの時も何度も何度も
心がぽきぽき～って折れたけど、
就職活動を辞めることは
絶対にしなかったな。
面接攻略の本とか読んで
泣きながら履歴書何枚も何枚も
書いたっけ。
根性はあるのよ・笑
でも、止まっちゃうと滞るから
自分から動き出すその一歩が
しんどいんだけど大切なんです。
「若い時の苦労は買ってでもしろ」
って良く言うけど、本当だと思う。
チャレンジした分、
苦労や挫折はつきものだけど、
絶対に自分を支えてくれる
土台になるからね。
今の私ならどうするかな？
多分、本当に挫折した時とか
深い悲しみにいる時って
ノートは絶対に書けないから、
床掃除か、草むしりか（笑）
トイレ掃除か🤣
なんか肉体動かすかな。
そして子どもみたいに
ワンワン泣くの。
泣いて泣いて疲れて眠って、
それでも生きているって
実感すると、ちょっとフワッと軽くなる。
あ～生きたいんだな～
っていう魂の声をキャッチしたら、
きっとお腹がぐぅって鳴ると思うよ。