「本当の私」とは？いつかそうなるものではなかった

●「本当の私」とは？いつかそうなるものではなかった

くらもとえつこです。

読書会での＜お題＞

１）今のままの人生とは？

２）幸せな人生とは？

３）今までの人生とは？

当日は、もう良くわからなくなってしまって、それでもいいやと思った。

そして、さきこさんとの「交換手帳」の＜お題＞が出たのです。

＜本当の私＞とは？

これを、手帳に書いてさきこさんがお返事をくださるというもの。

まず「本当」とは・・・？という設定で、躓く

辞書を引いてもイマイチ、ピンと来ない。

私の中では「いつか本当の自分になるんだ！」と思っている事が、交換手帳の＜お題＞をする中で、分かってきました。

今の私は鎧を着たニセモノで、本当の私はもっと未来にいる。

だから「今のままの人生＝嫌」なんですよ。

だって「鎧を着たニセモノ」だから。

鎧を着たニセモノのままの人生を、この先ずっと送るなんて、嫌！！！！！

だから「今までの人生＝大変だったな、無理やり願いを叶えてきたな」という設定だった。

「鎧を着たニセモノの私」が願いを叶えるためには、無理やりでも「本物の私」にならないといけなかったから。

願いを叶えていくには、ニセモノの私じゃダメ。

本物の、本当の私だけが願いを叶えていける。

（うん、ぐっちゃぐちゃだ）

交換手帳の＜お題＞をやっていく中で、読書会の＜お題＞と少しずつ、つながっていく。

さきこさんが読書会で、言わんとしていたことが、ぼんやりとだけど、分かりかけてきたパリロン最終日の朝。

戻ってきた手帳に挟まっていた、クリヨンの便箋には、さきこさんの字でメッセージが書いてあって、

ちゃんと読んだのは帰りの飛行機の中だったのだけど（正確には、読めなかった）

「今＝この一瞬」しか感じられない、幸せとは感じること

なんか少しずつこの「時間の概念」が分かってきた。

空を見上げるたびに思う、この空は、パリと繋がっている。

（帰りに空港に向かう時の空、グラデーションが綺麗だった）

今までも

これからも

そして今も

確かに存在しているんだなという感覚。

ただの「今」であるということ。

ずっと今、今も今、これからも今。

そこに「ダメな奴」とか「良くしなければ」というジャッジを加えていたのは、

誰でもない、私自身だったということ。

「本当」とは？思ったまま、感じたまま、そのまんま

さきこさんがそう、書いてくれていました。

「まま」という言葉に「停滞する」設定をくっつけていた私。

だから「このまま」は嫌だったし、怖かったし、不安だった。

でも、この言葉を貰って、本当に「まま」でいいんだなって安心に変わったんです。

見えない「誰か（＝本当の私）」に一生懸命、なろうとしていた。

とっても難しい努力をしていました。

私の一番奥の方にあった、根っこになる設定だったと思うんです。

これを知るために、パリロンに行ったのかもしれない。

まだまだ輪郭も掴めないけれど、今、思うことそのままにシェアをしてみました。

 

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藏本恵津子

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