PQモニタリング台車走行試験

22600系AT58のTcで試験が行われていたPQモニタリング台車(SS183)の実装が3月末で終了したようです。

PQモニタリング台車とは脱線係数を測定するもので走行時に営業列車としても係数の実測が可能で東京メトロ丸の内線や京王電鉄で既に実用化されています。

近鉄では2日間で五位堂または高安→橿原・京都線→奈良線→五位堂(滞泊)→大阪線→名古屋線→山田・鳥羽・志摩線→五位堂または高安と測定する行程が組まれて2月6日より2月21日頃までの平日(それ以前に夜間走行試験はあったようですが)本格的な試験走行が実施されていました。中川短絡線は1行程で1度通過するので1行程ごとに編成の向きが反転していました。なおこの行程ではモニター数値を比較するためか黄色いPQ輪軸が装着されていました。

その後、期間をおいて3月初旬から2週間程度通常輪軸を装着して五位堂⇔西大寺、五位堂⇔名張で平日に試運転が行なわれていたようです。

画像は2017-02-15の漕代付近で撮影。広角から望遠また広角と忙しい撮影でした(^_^)