NOT A HOTEL株式会社は2日、NFT(非代替性トークン)のメンバーシップ「MEMBERSHIP S」と「MEMBERSHIP X」の第一弾セールで、販売分の約3億円が完売したと発表しました。

NOT A HOTELは、別荘を30日単位から最大12人でシェア購入できるサービスを昨年ローンチし、30億円を超える販売をオンラインで行ってきました。同社は、NOT A HOTELを毎年1日単位で利用できる宿泊権と、イベント参加などの特典を合わせたメンバーシップのNFTを販売すると6月21日に発表しました。

実際に販売された「NOT A HOTEL NFT」は、NOT A HOTELを毎年1日単位で利用できる宿泊権とイベント参加などの特典を合わせたものとなっています。

NFT保有者には、メンバーシップカードに記載された「旅する日」の3ヶ月前に、NOT A HOTELの鍵(THE KEY)がNFTとして届きます。その年に泊まれる場所はランダムで、THE KEYが届くまでどこに泊まれるかはわからないため、毎年旅先が変わっていくワクワク感を味わえるといいます。また、THE KEYは毎年1泊の宿泊権として利用できるだけでなく、その年のスケジュールが合わなければTHE KEYをセカンダリマーケットで売却したりプレゼントしたりできるということです。THE KEYを売却しても、メンバーシップカードを保有していれば翌年またTHE KEYを受け取ることが可能です。一時的な宿泊を伴う利用権でなく、毎年旅をする権利は建物の耐久年数と同じく47年間続きます。

今回、1年に1泊できる「MEMBERSHIP S」は125万円で発行枚数658枚、1年に3泊できる「MEMBERSHIP X」は475万円で24枚販売されました。購入はイーサリアムのほか、日本円での支払いにも対応、Fintertechとの提携ローンも利用可能でした。「MEMBERSHIP X」所有者は、特別な拠点である「Exclusive House」の利用もでき、1日1組限定のレストラン、都心のプライベートリビング、日本各地を回るグランピング施設など豪華特典が用意されています。

MEMBERSHIP NFTは、第二弾の発売も予定されていますが、時期や価格などの詳細はまだ発表されていません。

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