香港を拠点とする Web3.0 企業Animoca Brandsは12日、オープンメタバースのビジョンを推進するため7500万ドルの資金調達を完了したと発表しました。

資金調達は22年1月に完了した投資ラウンドの続きとして行われたもので、今回の投資家には、Liberty City Ventures、Kingsway Capital、Alpha Wave Ventures、などのほか、10T、SG Spring Limited Partnership Fund、Generation Highway Ltd、などが参加。同社は、投資家と1株当たり4.50オーストラリアドル、約2,323万株の新規株式を発行する株式引受契約を実施し、同社の累計発行株式は1,836,142,334株となりました。

今回調達した資金は、戦略的買収、投資、製品開発のほかに、人気の高い知的財産のライセンスを確保しするようです。また、オンラインユーザーのデジタル財産権の促進を含むオープンメタバースを推進していくことに活用するということです。

同社の共同創業者兼エグゼクティブチェアマンのYat Siu氏は、「Web3業界とデジタル所有権の分野でAnimoca Brandsのリーダーとしての地位を固めるために、投資家から強い支持を受け続けていることを深く光栄に思っています」と述べました。

Animoca Brands は、Axie InfinityやStar Atlasなどのブロックチェーンゲームのほか、香港を拠点に世界各地の150 以上のメタバースやNFT(非代替トークン)企業、DeFi、暗号資産ウォレットなどのプロジェクトに投資を行っています。2022年1月には 3億5900万ドルの資金調達を完了し、企業評価額50 億ドル超のユニコーンとして成長を続けています。

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