米大手暗号資産交換所FTXは26日、新たにIEO実施を発表しました。CRIPCO(IP3)のIEOが7月8日13時に実施されます。参加条件は、7月7日13時までに150FTTのステーキングおよびレベル2のKYC認証したユーザーとなっています。FTXは現在日本人の登録を規制・禁止しているので、日本人ユーザーの日本在住者は参加できません。日本でのサービス提供は、FTX JPが行っています。

IP3の購入方法は従来のチケット抽選制で、抽選に受かれば1チケットにつき1,500 IP3への入札が可能となります。1チケットにつき、入札金額の範囲は250ドルから300ドルで設定でき、5FTTも必要。セールへの参加資格を得たユーザーは、1枚のチケットが与えられ、290 FTTで 2枚、420 FTTで 3枚、750FTTでは6枚と、ステークするFTTによってチケットのもらえる数が増加します。

IEO価格は1IP3 = 0.2ドルでIP3の総供給量は300,000,000枚、FTX IEOで販売されるIP3の総量は3,000,000とトークン供給総量の1%でわずかな供給量です。

CRIPCOは、Solana上に構築されたNFTマーケットプレイスで、ユーザーが二次コンテンツや商品の作成に使用できるNFTを購入・取引するためのツールを備えています。CRIPCOのDAOパートナーは、IPオーナーで彼らの知的財産のNFTをアップロードします。IPは絵文字、動画、アイコンなどで、ユーザーはこれらのNFTを購入し、動画、バーチャルアバター、商品などを作成し、収益化することができるといいます。ユーザーはこれらのNFTをさらにカスタマイズし、再度CRIPCOのNFTマーケットプレイスで販売することができます。CRIPCOのマーケットプレイスは、Polygon、Flowにも拡大する予定だということです。

CRIPCOは、IPX(旧LINE FRIENDS)と独占的なパートナーシップを締結しています。他にも、FTXベンチャーズやソラナベンチャーズ、NAVER Z CorporationやG-DRAGON、藤原ヒロシなどの企業や起業家とパートナーシップを結んでいます。

国内でも2022年後半に向けてIEO実施を検討する暗号資産交換所が増加しています。Zaifを運営する株式会社カイカエクスチェンジは、スケブ及びスケブベンチャーズとIEO実施検討に関する覚書を締結しています。今後、受託販売契約を締結し、2022年9月頃のスケブベンチャーズによるSkeb Coin発行による資金調達、暗号資産交換所Zaifでの取引開始を目指すとしています。

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