SolanaブロックチェーンのNFT(非代替トークン)マーケットプレイス「Magic Eden」は21日、シリーズBの資金調達ラウンドで1.3億ドルを調達したと発表。評価額は16億ドルに達しました。

今回の資金調達はElectric CapitalとGreylockが共同で行い、これまでの投資家であるParadigmとSequoia CapitalとともにLightspeed Venture Partnersも参加。このラウンドは、3月に2700万ドルのシリーズAを完了して以来、わずか3ヶ月で行われました。

調達した資金は、プライマリーおよびセカンダリーマーケットプレイスの拡大、ソラナブロックチェーン以外のマルチチェーン機会の検討、製品の改善、従業員の雇用などに使われる予定としています。ゲームNFTの提供を拡大するようです。

「Magic Eden」は、SolanaベースのNFTボリューム全体の92%を担っています。Magic Edenのプラットフォームは月平均2000万回のユニークセッションを持ち、毎日5万以上のSolanaベースのNFTを鋳造しています。DappRadarによるとNFTマーケットプレイスのここ1ヶ月のユーザー数ランキングでは、大手NFTマーケットプレイスOpenSeaに続き第2位となっています。

また、「Magic Eden」は23日、ソラナ基盤のウォレットPhantomと提携してNFTの取引体験を向上させるとTwitterで発表しています。いままでPhantom上ではNFTの閲覧と送信しかできませんでした。今回の提携によって、ユーザーはPhantom上で所有するNFTの価格を設定し、ウェブブラウザからMagic Edenにアクセスしなくてもウォレットから直接出品することが可能になりました。

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