急に暑くなった昨日今日。日中は長袖でも汗ばむくらいですね。

お店に入っても冷房が効いていて、一足先に夏に突入した気分です。

しかし、この後には梅雨がやってくるのですよね…。
近くてまだ遠い夏です。

とか言いながら先日スキーの滑り納めをしてきました
季節感がなくてすいません(*^^*)
{AA661690-CC69-4AD3-9A86-D96A284F46FD}


そんな今日 5/23の日経平均株価は19613.28円(−65円)円相場は111.02円(0.28円高)です。

さて、今日のトピックは女性には興味ある方が多いのではないでしょうか。
有名ブランドの業績についてのお話です。

《ヴィトンとグッチ急伸。カルティエとプラダ不振。
有力ブランドの二極化、その原因は?》

皆さん、ご興味があってもなくても、名前は良く耳にする、世界的な有名ブランドばかりではないでしょうか。

日本でも、男女年齢問わず、たくさんのファンを持つハイブランドですが、
実は経営に苦戦しているところもあり、その明暗がハッキリ数字に見てとれます。

下記のデータをご覧下さい。数字の前に何もついていないものは前年度からプラス、▲がついているものはマイナスです。

ルイ・ヴィトン→15%
グッチ→31%
カルティエ→▲4%
プラダ→▲10%
ラルフローレン→▲10%

なぜこのような差が出ているのでしょうか?
{01EE14D8-5BA1-4211-BA00-F186D5AB8410}


この二極化の要因としては、若い消費者のブランド離れが進み、
中国人観光客の「爆買い」も一巡したという背景を元に、“需要の対応力”が勝負の分かれ目となったと考えられます。

商品戦略を練り直し、デザインを多用した企業は伸びています。
例えばグッチは2014年までは苦戦していましたが、
経営体制の刷新を機に、商品の幅を広げた事が立て直し成功に繋がりました。

反対に、需要変化への対応が遅れたブランドはリストラに動きます。
ラルフローレンは、NYにある旗艦店が閉鎖になりました。

ルイ・ヴィトンのマイケル・バーグ会長兼CEOは「ネット通販に慣れた若い消費者への対応も大きい」と話しています。

ブランド物はガラス張りの高級感溢れる店舗で購入するのが当たり前、と考えていましたが、
店舗に足を運ばないネット世代を取り込む発想も必要なのですね。
多様化への対応が今後の経営戦略として重要なことがわかります。

という事で今回は、同じアパレル業界であっても、企業の姿勢によって売り上げが変わることを取り上げてみました。
{D9E7FE54-6816-403B-B0EC-D037402FFA2E}


よく「どの業種が今後伸びてきますか?」
「どこの企業の株が上がりますか?」
と質問されます。

しかし、これは簡単にお答えできる質問ではありません。
勢いある業種であっても、全ての企業が売り上げを伸ばすかどうかは別ですし、
逆に不景気だと言われる業界でも、アイデア一つで売り上げを伸ばす企業もあります。

業界の専門家でさえ、先を読むことは難しいと言われます。
ましてや、業界の事を知らないものが、当てる事なんて、、、

ちなみに、今後の値上がりする企業を当てに行くことを「投機」と言います。
どの企業、業界が伸びてきても、満遍なく業績の上昇気流を掴み、資産を形成していくことを「投資」と言います。

「投機」と「投資」。
一文字違いでも、中身は全く違う行為です。

この違いを認識することがお金と付き合う第一歩!
ご興味ある方には、責任を持ってしっかりとご説明しますので、是非マネーセミナーに足をお運びくださいね!

6月18日日曜日
お金の小学校
@世田谷ものづくり学校