相撲賭博について | Money-Cruiser

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「世の中銭や」

角界の野球賭博が発覚したのは昨年5月のことでした。両国の国技館にちょっと前見学しました。国技館には相撲博物館(入場無料)が併設されていて相撲の発祥の地の資料や写真が展示してありました。国技館の外のベンチでゆっくりしていると、沢山の観光客がやってきました。顔は日本人みたいだが、かぶっている帽子が派手だから日本人ではないな、と思いました。案の定、彼等が近くを通り過ぎるときの会話を聞くと、中国語でした。


僕のように田舎に住んで居る者は、東京や大阪に出向くときはホテルに泊まります。ホテルの朝食を食べているとき、近くのテーブルから聞こえてくる言葉は中国語か韓国語です。つまり豊かになった中国人と韓国人が日本のホテル宿泊客の大半を占めているのです。


都会に住んでいる日本人は日常的にホテルに泊まることがあまりないから、そういうことに気づかないでしょう。もう10年前くらいから、東京・大阪のどのホテルに行ってもアジアの富裕層が家族連れで宿泊しています。その傾向にますます拍車がかかってきています。


ホテルで朝食を食べているとき、周りで誰も日本語を話していなくて自分がいま日本にいるのか外国にいるのか、分からなくなる。そのくらいアジア諸国の経済は伸びているのです。


話を国技館前のベンチに戻すと・・・・・角界の野球賭博事件について思いました。
「野球賭博なんて、力士が遊びでやっていたことだ。たいした問題ではないよ。野球賭博は単なる入り口でしかない。本命は裏に潜む相撲賭博だね。角界はヤクザとの付き合いがあり、相撲賭博と八百長が今度の事件から浮かび上がるかも。だだし、地元の警察はそこまでやらないよ。角界と地元の刑事は付き合いがあって、これまで目をつぶってきたのさ」


相撲は国技とされているから、相撲の権威を地に落すところまでは、捜査しないだろうと、、、その後、半年以上も追加のニュースは出てこず、角界野球賭博のことなど国民皆が忘れていました。ところが突如として、昨年5月の野球賭博のとき押収した携帯電話のメールをネタ元にして八百長とか相撲賭博のニュースが大々的に流されました。春場所の中止も報道されました。


なぜ今になって、急転して相撲のスキャンダルがまた出回ったのだろう?押収した携帯メールの内容は昨年5月の時点ですでに把握していたはずです。なにか、政府の要人から指令があり警察庁上層部が動かざるをえなくなって八百長と相撲賭博を暴くことになったのだろうと推察したくなります。


政権の不人気が高揚して、日本の大衆がエジプトみたいに不満を爆発させないように民衆の興味を角界の不祥事に釘付けさせる事を狙ったのではないか?などとついつい僕は邪推してしまうのであります。


相撲の八百長なんて昔から有名だったことです。力士も本気で毎日ぶつかっていたら身体がもたないぜよ。地方巡業の相撲を見たことがありますが、迫力が全然ない。すべての取組が花相撲。つまり男踊りみたいな、やらせの相撲に見えました。相撲は大衆娯楽なのだから、スターをつくるために八百長があっても仕方ない。余り目くじらを立てるのもいかがなものか?




参考までに相撲賭博とはいかなるものか調べました。

野球賭博と違って「東」と「西」の団体戦になり、後半戦の9番の取組を総合して東西の勝ち負けに賭けるそうです。東西にハンディをつけるようです。その他に個別の取組にも賭けることが出来て、これにはオッズがつくそうです。胴元も相撲によっぽど詳しくないとハンディ、オッズをつける技は出来ません。


野球賭博や相撲賭博には推理の面白さがありますね。FXのようなドルの上下に賭ける賭博が公認されていますし、カジノも公認の動きになっている。庶民のささやかな楽しみである、野球や相撲の勝敗に小銭を賭けるゲームや麻雀に小銭を賭ける行為は合法にしてもよいと思います。


警察は、庶民のささやかなバクチの取り締まりに手間隙かけるよりもっと凶悪な殺人事件や暴力事件の捜査に全力を挙げていただきたいです。ちなみにアメリカをはじめ先進国はどこへ行ってもカジノ公認ですし、韓国でさえ昔からカジノ公認です。イギリスのような超先進国はスポーツ試合への賭博も公認されています。バクチを弾圧する国は、世界を見渡して評価すれば、文化的後進国と言えるでしょう。