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2006-05-31 21:19:58

財務長官

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(証券取引等監視委員会による当社に関する処分勧告については、つぶやきの末尾に追伸として記述しております)

 米国のスノー財務長官が辞任し、替わりにゴールドマン・サックスの会長であるポールソン氏が就任するそうです。クリントン政権時のルービン氏に続いて、ウォール・ストリートの投資銀行の現役経営者からの抜擢です。ルービン氏の評判が良かったので、ブッシュ大統領としてもそれにあやかりたいというのもあるでしょうが、それ以上に実質的な理由があるように思えます。

 米国は世界の銀行のようなものです。国としての借金をどんどん増やす一方で、世界中に投資という形でリスクマネーを供給しています。銀行にとっての預金は借金ですから、預金をどんどん増やす一方で、貸付けという形でリスクマネーを供給する商号銀行とそっくりです。投資銀行に到っては、貸付けよりも「投資」でリスクマネーを供給しているので、更に酷似しています。その投資銀行の経営者が、世界の銀行である米国の金融サイドの責任者になるのは、「むべなるかな」という感じがします。

 米国の銀行化を理論的に肯定し裏付けたのはルービン氏ではないかと思うのですが、クリントン政権とブッシュ政権とでは金融を重視する姿勢が随分違う気がするので、新財務長官の負担はかなり大きいでしょう。お手並み拝見ですね。


 追伸:当社は、昨年11月から証券取引等監視委員会による定例の検査を受けておりましたが、本日、当社の体制に不備があり法令違反に該当するとして、同委員会から金融庁に対して、行政処分等の適切な措置を講ずるよう勧告が行われました。

 体制の不備とは具体的には、お客様の勤務先の親会社又は子会社に上場会社等がある場合の内部者登録体制が構築でてきていなかったこと等、「顧客の有価証券の売買等に関する管理が不公正取引の防止上不十分な状況」と、本年2月27日に実施された大阪証券取引所の売買システム変更に先立ち、当社の夜間取引「マネックスナイター」への影響範囲について適切な確認および必要なプログラム修正を行っていなかったことに起因して、同日の「マネックスナイター」において大阪証券取引所を主市場とする銘柄の一部について取引価格を誤って算出するという障害を発生させたこと等、「証券業に係る電子情報処理組織の管理が十分でないと認められる状況」の2点であります。

 日頃より内部管理体制の充実に努めて参りましたが、このような勧告が出されたことについて心からお詫び申し上げます。当社では今回の勧告を厳粛に受け止め、今後、更なる内部管理体制の強化に取り組み、役員・社員一同、証券会社としての社会的責任を果たして参る所存です。
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2006-05-30 23:26:26

お鮨・新規開拓

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 昨日、久し振りに新しいお鮨屋さんを訪ねました。新しく開店したという意味ではなく、昔からいい噂を聞いていたけれども中々機会がなくて行けなかった店に、ようやく顔を出してみたのです。

 江東区にあるその店は、銀座の店などとは全く違う佇まいで、住宅地の中にごく普通に存在していました。完全な江戸前の鮨で、生のネタは皆無で、全てのネタに丁寧に仕事がされています。必ずしも高級な食材を使っている訳でもなく、却って期待が募ります。

 オヤジも愛想が悪いでもなく、かと云って煩くもなく、店の雰囲気も煌びやかではないが小綺麗で、全てに於いて節度の保たれた、好感の持てるお鮨屋さんでした。何事にも、「正しい程度」と云ったものが重要であると思われます。

 ひとつ残念だったのは、茹で海老には醤油が塗られ、煮蛤と穴子には同じツメが塗られていたことです。海老、貝、穴子、それぞれにそれぞれで作ったツメを塗る、これを「ともヅメ」と云いますが、実践しているお鮨屋さんを見たことがありません。

 私は昔食べたことがあるのですが、やはり相性が良く、「適切」な味の拡がりで楽しめます。無い物ねだりをしてもいけないのですが、それ程難しいものとも思えず、何故やらないのでしょうね。
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2006-05-29 22:05:28

空気の色

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 週末に、午後に東京を出て深夜には帰京するというタイトなスケジュールで、京都に行ってきました。知人が主催した或るイベントに参加する為です。その知人には不義理を続けていたので、無理をして参じたのです。

 京都には好きな場所がひとつあります。或る有名なお寺の塔頭なのですが、一般にあまり知られていなくて空いています。しかし私はその静寂さと「侘び」の境地が大好きで、しばしば訪ねます。今回もイベントに遅刻しながら、10分間だけ寄りました。

 京都は秋の紅葉が有名ですが、新緑の楓(かえで)もまた素晴らしいものです。柔らかい、赤ん坊の手のような優しさを持った楓の葉が重なり合って、得も云われぬ落ち着いた空間を作っています。

 夕暮れ時であった所為もありますが、楓の緑が空気に溶け出したようで、庭の風景が、恰も薄い緑の絵の具で上塗りしたように霞み掛かっています。借景を基本とした造りの書院の中にまで、柔らかくて、爽やかで、緑掛かった優しい空気が満ちていました。

 お庭の外は竹林で、夕暮れの風の中でカツンカツンと、まるで古からの人が私の周りを懐かしそうに飛び回っているような音をさせて、軽くしなって揺れていました。

 たった10分間ですが、気持ちがとても洗われました。空気の色を感じる時は、いつも素敵ですね。


 追伸:この塔頭が何処であるかは、お問い合わせを頂いてもお答えしませんので、予め御了承下さい。
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2006-05-26 21:43:07

オールド・バディ

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 オールド・バディとは即ち旧知のことです。昨日からオールド・バディと会合が頻発しています。

 先ずは昨日の朝:嘗ての部下-彼女は大変な頑張り屋なのですが-で、今はNYで新しいファンドに勤めているMTとそのファンドのトップとの意見交換&営業ミーティング。

 午後:嘗ての競争相手、後に当社の創業期に出資をしてくれ、今は自らの会社を起業して、逆に私が色々と相談に乗り、更には当社との協業を模索しているBBとのミーティング。

 ディナー:新社会人時の同僚であり、極めて優秀なプロ・トレーダーであるTH他とのトレーディング談義。

 本日正午:嘗ての私の大ボス、某投資銀行のトップを務めたあとに米上院議員となり、今は某州の知事であるJCとのランチ。話し方も、考え方も、全くもって昔と変わっていないのが、懐かしいやら何とやら。

 そして今晩は、嘗ての同僚ASが始めた”或る”お店に顔を出したあとに、JCのオールド・バディ達と合流、更に深夜は中高の同級生との2ヶ月に1回の会合です。もちろん個人的な再会で時間を潰している訳ではなく、今晩の用事以外は全てビジネス目的です。

 オールド・バディと、昔とは違う形で、しかしビジネスの枠組みの中で、また関わり合って行けることは楽しいものです。そして今晩のような掛け値なしの集まりも、これまた楽しいものです。お互いに楽しくて有用なオールド・バディであり続けられるように努力していきたいと思います。
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2006-05-25 21:04:44

足つぼ

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 足つぼマッサージによく行きます。

 以前は行きつけのお鮨屋の近くに一軒あったので、食べた帰りにしばしば寄りました。その店は「ハード系」でやたら痛いのですが、睡眠のつぼでもあるのか、あまりに痛い為に失神するのか、或いは酔っている所為か、マッサージが始まるとすぐにキューッと気を失い、熟睡してしまったものです。

 お鮨屋が店仕舞いした為に、最近は自宅近くの足つぼマッサージに行くことが多くなりましたが、街中で見つけた店にふらっと入ることもあります。最近赤坂で見つけた店は秀逸でした。

 待合室に大きな足裏ポスターが貼ってあります。つぼを説明した足裏地図のようなものはよくあるのですが、ここのポスターは目のつぼには目の絵が、胃のつぼには胃の絵が描かれているという具合に、足裏一面に全身のパーツが絵で描かれているという、グロテスクですが分かり易いもので、思わず欲しくなりました。腕の方も確かで、1時間施術を受けると足のむくれが取れて革靴がスカスカになり、体は軽く、視力も向上します。

 欧州へのIR出張以来、週末も休みなし、毎晩ディナー、加えて深夜のラーメン喰いなどあり、一部自業自得ですが久し振りに体調が沈みました。今晩もビジネスディナーがあるのですが、合間を縫って足つぼを押して貰おうと考えています。起死回生の一打となればいいのですが。。。
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2006-05-24 22:31:13

ボツワナ

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 ボツワナと云うとかつてH大臣が、その格付よりも日本の格付が下がったことで文句を云い、不評を買ったことで有名です。実際未だにムーディーズによると、ボツワナの格付(自国通貨建・長期)はA1で、日本のそれはA2です。

 ボツワナがどういう国であるか、一般にはあまり知られていません。私も殆ど知りません。しかしふと、面白い話を聞きつけました。

 ボツワナ大使館のホームページによると、『ボツワナは、取引額で世界最大のダイヤモンド生産国です。また世界で最も、その経済をダイヤモンドに依存している国でもあります。ダイヤモンドによる収入は、輸出額全体の4分の3、GDPの3分の1、国の歳入のおよそ50%を占めています。』とあります。世界のダイヤモンド生産額の約25%がボツワナです。

 そのボツワナが、ダイヤモンド・ビジネスに於ける圧倒的な存在であるデビアスと、興味深い契約を成立させました。今後デビアスの製品製造工場をボツワナに移し、ボツワナ産に限らず、南アやカナダで採掘されている全てのダイヤ原石をボツワナ工場に持ち込み、そこで加工して、また世界中に輸出するというものです。デビアスとしては、安定的なダイヤ原石の供給を確保したく、ボツワナとしては、ダイヤをネタに、自国に技術や貿易を定着させたいのでしょう。

 小国と侮る事なかれ、とても戦略的です。格付が比較的高いのも、どこか頷けますね。
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2006-05-23 22:38:07

月次開示

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 本日マネックス・ビーンズ・ホールディングスは、経常利益の月次開示を始めました。

 情報開示を推進しようという考えから、半年前に営業収益と純営業収益の月次開示を始めたのですが、今般準備が整い、当初からの目標であった経常利益の月次開示を実施することになりました。詳しくは調べていませんが、世界的にもあまり例がない試みだと思います。これからも様々な形で、全ての投資家の為に、情報開示に関する体制と内容の充実を図っていきたいと思います。

 私たちに情報開示の大切さを深く教えて下さったのは、旧マネックス証券が上場した当時のアドバイザリーボードです。「上場企業となる際に、これからは何をしなければいけないか?」という私からの問いに、A氏は、

 「業績を良くして株主に報いていくことは勿論だが、それは努力することはできても約束することはできない。約束できることであり、約束すべきことは、あらゆる情報(いいものも悪いものも)をしっかりと開示していくことだ。」

 と仰いました。分かっていたことですが、それでも私たちは目が覚める思いでした。これからも積極的に情報を開示し、進んで牽制を受けていきたいと思います。
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2006-05-22 21:23:44

オフサイト

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 オフサイト、即ち僻地には僻地の効用があります。

 国際会議で有名なのはダボス会議ですが、ダボスはかなりの僻地です。出来ることと云えばスキーぐらいで、或る意味で全くつまらない町です。しかしそこに大規模な国際会議をする理由があります。他にすることもないし、隣の町まで遊びに行くのも大変なので、或る意味でしょうがないから数日間も議論に没頭する訳です。圧力が上がって何かが生まれる。そういう仕掛けです。

 9・11の直後に一度だけマンハッタンでダボス会議を開いたことがありましたが、電話は入る、すぐにでもビジネス・ミーティングに出掛けられる、公私に亘って用事はいくらでも作れる、と云うことで拡散してしまって、今一つの会議でした。各企業でも、「オフサイト・ミーティング」と称して本拠地から離れてビジネスプラン・ミーティングなどを開くのは、同じ理由です。(場合によってはレクリエーション中心の場合もあるようですが。。。)

 オフサイトの効果はカジノ経営にも表れています。経営的に成功しているアメリカのカジノは、砂漠の真ん中など、なるべく僻地に設営されています。儲かっても簡単には外には行けない。或いは家族がカジノ併設のブティックや遊園地で消費する。そういう仕組みでカジノ・テリトリーの中にお金が残るように工夫されています。ロンドンのカジノなどは街なかにあるので、儲かるとすぐにカジノから出て飲みに行ったりしてしまう為、経営が安定しません。

 このように「僻地」という一見なんのトクもない事象にも、効用はあるものです。しかしどんな場合でも、経済的効用を上げる為には、何かしらの方法で密度を上げることが肝要です。当社に於いても、社内の密度・圧力を高める工夫を、継続的にしていきたいと考えています。
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2006-05-19 21:32:44

英字新聞

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 私は以前から英字新聞を取り続けています。英語の勉強の為ではありません。洒落た包み紙確保の為でもありません。世界で一般的に興味を持たれているニュースを知る為です。

 なるべく幅広い、バランスの取れたパースペクティブを持とうと、ヘラルド・トリビューン紙を取っていたのですが、最近ファイナンシャル・タイムズ(FT)に替えました。やはり得意分野が金融なので、ヘラルドだとゴツゴツして中々目を通せないのですが、FTだとスラスラ読めるからです。

 国際会議では、FTやヘラルド、或いはウォール・ストリート・ジャーナル、NYタイムズなどに書かれている記事は、「前提」の知識となっている場合が多くあります。読んでいるもの、知っているもの、として扱われる訳です。少なくとも私の専門分野である金融に於いては、FTやウォール・ストリート・ジャーナルの記事は「知識」としてのみでなく、「最近流行りの考え方」、即ち常識として押さえておく必要があります。

 その論旨が全て正しい訳では毛頭ありませんが、議論のプラットフォームとなっていると云えるでしょう。必ずしも絶対に一番いいとも云えないが、共通のプラットフォームとして確立されたアメリカ流会計原則などと似ているとも云えるでしょうか。

 しかしこれが中々日本では、一般には遠い存在です。先ず英語。その長さ。そしてコスト。そこでひとつ提案なのですが、FTなどのサマリーを英語のママで、かつ一日遅れでいいので、一面分に編集して、毎日掲載してくれる新聞はないものでしょうか?世界標準を手軽に知るいいアイデアだと思うのですが。
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2006-05-18 22:47:06

諸先輩

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 昨日、金融界の先輩二氏とディナーに出掛けました。

 カウンターの上に料理を入れた大きめの器がいくつも並んでいて、カウンター越しの女将と話しながら食べて飲む、よくある「大人用」の店でした。サスガ先輩いいお店を御存知です。酒量も進みます。此処は先輩「一」が払ってくれました。

 二軒目は飛び切り旨いスコッチの飲める店。カウンターの先にはマスターと息子さんのみ。渋い店です。ここでもメートルが上がります。こちらは僭越ながら私が支払いました。

 すると先輩「二」曰く、もう一軒行こう。既に深夜です。先輩一は5歳上、先輩二は更に13歳(即ち18歳)上ですが、やたら元気です。先輩二に連れて行かれたお店は、30年前にタイムスリップしたような場所で、かなり独特の雰囲気と趣向を持った小さな店でした。またここで飲む。先輩、元気です。因みに私たちは延々と熱い議論を闘わせていました。

 ところで店には私たち以外にも5人の組がいらっしゃいました。楽しそうに喋りながらガンガン飲んでます。先輩の指名で私が最初に歌ったのですが、結局私たちと、先方5人組の皆様と、全員が一曲ずつ歌いました。皆さん艶やかで元気です。歌い終わったところで、5人組御一行が帰られました。そこでお店の人に聞いたのですが、御一行の平均年令は80歳とのこと。

 え?!

 先輩二より更に20歳上です。畏るべし。しかも既に午前です。サバイバーシップ・バイアスと云うものがあります。長生き出来る理由があるから長生きなので、そういう人ほど元気である、と云う考え方です。しかし凄い。いいでもなく、悪いでもなく、圧倒されました。銀座の底力を感じた一夜でした。
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