(続き)
一方先にデビューして追い掛けられる立場のテミン。
テミンが「5年以内に最高になる」と、リパケのぐちゃぐちゃと描いた
イラストの片隅にこっそりと隠した決意。
その決意はどれくらい真剣なものだったのでしょうか。
テミンが自分の思いを言葉に変えて上手く伝えられるのは、
同じくリパケのブックレットに掲載された「自分への誤解と夢」について
書かれた文章で知ることが出来ました。
ただし、自分の気持ちをファンにきちんと伝えなければいけないと
思っているようには見えないので、残念であると同時に心配でもあります。
私は不思議なことに、どんなテミンも大切にしなければいけない
作品のような気持ちで愛しています。
彼の気の効かなさや、不機嫌、集中力が異常に優れているせいか
それ以外がぽっかり抜けているところ、甘ったれているのに自覚がないところ。
そうかと思えばストイックな努力家で、
天使のような慈愛の表情を浮かべ、光のオーラを纏ったような姿で踊るところ。
何よりも自分に正直でありたいと思っているように見える、そんな不器用さも。
愛されてきた人だけが醸し出すやわらかな空気や傲慢さ。
足りないことも含めて、かわいらしい愛おしく思います。
子猫が機嫌良く遊んでいるかと思えば、シャンプーされて不貞腐れる。
ありのままの姿を隠そうともせずに見せる彼に、憧れすら感じるのです。
ひょっとしたらテミンが想像する最高の姿は、
たくさんの人が思う最高とベクトルがずれているかもしれません。
このところのテミンは、従来のイメージを壊そうとしているものの
方向を定めないまま迷走しているような気がします。
それはシャイニ同様。
彼らはこれからどこに向かって進もうとしているのでしょうか。
どこに向かって行くのか、いつか明らかにされるんでしょうか。
行く先は決めないまま走っているうちに、どこかに辿り着くのでしょうか。
このまま進んで行く先に、テミンの言う「最高」があるのでしょうか。
私は、祈るような気持ちでこの成り行きを見ています。
いつまでもカイくんに嫉妬を持って意識されるようなテミンでいられますように。
この動画、30秒あたりからカイくんと二人並んだダンスが見られます。
無表情で軽やかに踊るテミンはとてもきれいで、冷たい風が吹いて来るようです。



