「あの世」も無ければ「来世」も無い!
それらは死後に何かがあって欲しいという願望が生み出した架空の世界。

普通に考えれば死後は「何もない」って事が自然だろう、人は「死ぬ」って事が怖いのではなく、死後に「何もない」って事が怖いんだ。

皆はどうなんだろう?死というものを見つめているんだろうか?
居酒屋で友人達で話すテーマでもないし、何処かタブーな気がする。この問題は誰にも訊けない!

多分、何事もなく生活していたら、20~30代までは深く考える事も(考えたくも)ないのでは?

若くして自らに死と向き合うのは、重い病床の上か、自死を意識した時だろう。
それ以外、死は他人事であって自らに そんな余裕はない
何しろ若い頃は、生きている今現在が楽しいし精一杯だから、遠い未来は見えない。
自分の未来など、まだまだ変わるし変われると信じ…
けど、いくら未来が薔薇色に変わったとしても最後は「死」という、当たり前の事を認識しない。

確かに若い頃から死を意識して過ごす、辛気臭いやつなんていない!

TVで有名人の訃報が流れても、享年70代や80代…希に60代でも、他人事。
しかし自分が50代も後半になると他人事ではなくなる
亡くなった年齢が近い、または同じだったりする。

人生の3分の2が過ぎたと思う頃は、仕事や家庭等の環境が激変する事は考え難く、それに費やしてきた時間やエネルギーが途絶える(つまり暇になる)

振り返る過去だかり多くて、未来は少ない!
どんな人だって60歳を過ぎる頃には、他人事ではない死を意識する事になる。

「死」は どういうものか?
「死」と どう向き合うのか?
「死」を どう受け入れるのか?