패닉(パニック)
しばし体調を崩し、ブログ投稿が途絶えてしまっていました。
私は、体が強い方ではありません。
子供の頃は、入退院を繰り返していました。
大人になった今でも、度々、数日寝込む事があります。
そのため、子供の頃から両親に
大人になると友人にも
そして連れ合いに
支えてもらってばかりの自分が情けなく、迷惑な存在にさえ感じます。
その度に、思うのです。
「もう少しだけ先に、行きたいだけなのに…どうして?」
でも、そんな想いを抱えているのは、私だけではないとこの曲が教えてくれました。
이적(イ・ジョク)のデビュー「パニック」
この曲は、以前『이적(イ・ジョク)特集1』でこのブログにあげた (イ・ジョク)がデビューした当時に組んでいた男性デュオ패닉(パニック)時代の代表曲です。
패닉(パニック)は、イ・ジョクと김진표(キム・ジンピョ)で組まれたデュオで、1995年にアルバム「아무도」(誰も)でデビューしました。
この曲は、そのアルバムの4曲目に収録され、今でも名曲として愛されています。
無論、動画もたくさんの種類があります。
正直、ジョク一人が歌っている最近のモノが感動的ではあります。なので、どの時代のどれをお借りするかかなり迷い、軽いパニックになりました。結果、私が今回選んだこの動画は、「当時のイ・ジョクが一番、可愛く観える!!」と感じたこちらにしました。
달팽이「カタツムリ」
「 帰り道は時々とても長く
僕はもっともっとくたびれる
玄関を開けるとすぐに眠りにつく
目を覚ますと誰もいない
狭い浴槽の中で体を横たえたとき
小さなカタツムリ一匹が
僕に近づいて
小さな声で ささやいた
いつか遠い未来に
あの広くて荒っぽい世界の終わり
海に行くと
誰も見た事がないけれど
記憶の中どこかで聴こえる
波音にしたがって
僕は永遠に行く 」
イ・ジョクの魅力
ジョクの曲を訳していると、まるで自分が大作家になったのでは!?と錯覚してしまうくらいの美しい言葉の連鎖に改めて感動します。
彼の創り出す世界は、全てが一冊の本になりそうです。
そんな偉大で美しいアーティスト イ・ジョクは、音楽活動だけでなく、度々、バラエティー番組にも出演します。
そんな時にする彼のトークからも、彼の頭の良さや、ユーモアにあふれた一人の人間としての魅力を強く感じます。
日本語も堪能で、日本語能力試験一級をとっていることでも有名です。
後から知りましたが、義弟がカラオケに行くと、必ず一番に歌う曲がこの曲なのだと連れ合いに聞きました。
「君がこの曲が好きなんて、アイツが知ったら驚くだろうなぁ〰…」懐かしそうに、微笑む連れ合いの瞳にに切ない気持ちになります。
次に義弟に会うときには、彼が歌い出す前に、私がこの曲を歌おうと、イ・ジョク ファン同士のマイクの激しい奪い合いを夢見て、ほくそ笑んでいます。
そんな毎日に、今日も私の耳元で、カタツムリに姿を変えたイ・ジョクがささやいてくれます。