「行政主導キャッシュレス化そのメリットとは?」 「市民にとってのデメリット解決方法とは?」
日本でも各所でキャッシュレス化が進む中、 福岡市が行政施設の多くにLINEPayを導入しました。
福岡市の例をモデルに、 街をあげてのキャッシュレス化は進行していくでしょう。
この記事では、 福岡市とLINEPayの関係がもたらす影響や課題について解説していきます。
まずは、LINEPayの仕組みと、福岡市が行うキャッシュレス化の現状について紹介します。
1.モバイル決済・送金サービス
まず、LINEPayとは、SNSの一つであるLINEアプリがリリースした新機能であり
モバイル決済や送金を、LINE上で完結できる仕組みであり、キャッシュレス化が進む時代に対応したサービスです。メリットとしては、
- 財布がいらない
- 現金を用意する必要がない
- 小銭で財布が重くならない
2.福岡市とLINEPay
福岡市がLINEPayを導入したのは、2019年4月から。
導入が発表されたのは、福岡市の20窓口・39施設であり、
例えば、駐輪場や美術館、動植物園が、その対応施設となりました。
福岡市がキャッシュレス化にする2つのメリット
1 市民生活のサポート
- 銀行やコンビニエンスストアで支払う必要がない
- 24時間、どこにいても請求書や納付書に対応できる
観光事業にとって重要な問題「インバウンドマーケティング」
福岡市のキャッシュレス化は、外国人観光客のニーズに応えた形となり、
さらに注目されることになるでしょう。
1.市民へのメリットは3つ
・特典がある
LINEPay提携店での割引サービス、クーポン配布、ポイント付加といった特典を受けられる。
・現金の用意と持ち歩く不安解消
LINEPayはスマホで決済が可能だから、不安なく支払いを終えることができる。
・高齢者に優しい
家にいながらでも納税ができるLINEPayは、高齢者に優しいといえる。
2.市民へのデメリットは2つ
・現金派の市民
LINEPayが便利でも、キャッシュレス自体に抵抗のある市民はいる。
・チャージできる銀行が限られる
近くに指定される銀行がないことや、新規口座の開設手続きとなれば、不便を感じる市民もいる。
福岡市とLINEPayが抱える今後の課題
1.外部との提携をどこまで進められるか
2.決済以外の付加価値を探す
課題はあるにせよ、
新しい取り組みを成功させ、広げていくための努力をする福岡市には
今後も注目が集まるでしょう。
行政が、無理にキャッシュレス化を推し進めても市民はついてきません。
やり方を間違えてしまえば、キャッシュレスへの拒否感を強めることも考えられます。
福岡市とLINEPayの成功は、
行政主導で行うキャッシュレス化の理想形といえるのではない市でしょうか。
続きは、本サイト「マネタイズ HACK」にて、より詳しくご紹介しています。
【徹底解析】福岡市が導入したLINEPayによるキャッシュレス化について
https://monetizehack.com/businessmodel/cashless-hukuoka-city/
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