息子のことを書いておこうと思う


今日はとても嬉しいから



息子は小学生の頃から私立だった


勉強はそれほどじゃなかったし

運動もできるほどじゃあなかった


中学受験をしたい


そう言われた時

なんの反対もしなかった

ただ合格できたら行こうね

そんな感じだった気がする


入学した中高一貫校では

ほんとうにいろいろあった

ワタクシ自身にとっては

今でもあの学校は

クソ学校だ。



いろいろあって

あり過ぎて

息子が問題を起こした時に

このままこの学校にいたら

いつか息子は殺される

自分自身で命を絶つだろうと思った

だから

昇降口のところで

まだ頑張ると言った息子に

こんなクソ学校辞めてしまえと言った


そこに後悔はなかった

でも、ずーっと私立のなかできた彼には

次の通信制の学校は知らない世界そのもので

彼の生きてきた16年間には

出会うことがなかった人たちが沢山だった

人は環境でいろんなことが左右される

影響は大きくて想像しなかったことが多かった

高校2年で通信制になったけれど

ちょうど世の中は大きく世界が変化してしまう

コロナウィルスとの闘いが始まったばかり。

幸いにも通信制はネットで授業が配信されるから

何にもトラブルはそこにはなかった

遊び惚けた1年間を息子は過ごした


将来を心配したワタクシと

衝突することも数え切れないほどだった


進学してほしい母親と

もう勉強を放棄した高校2年生


大学に進学して欲しかったのはもちろんだけど

人生諦めてる様子の息子が

なんとも歯痒かった


どうせ負け組なんだから

俺なんて…何やってもさえない


ネットの中だけが彼の落ち着く場所に

なって欲しくなかった


息子は中学1年のころ

壮絶なイジメにあった

そのイジメの犯人は結局

学校を自ら退学して公立に行ったのだけど

気分を変えようして参加した

学校主催のスキー教室で見事に脚に

ヒビがはいりそれがトラウマになり

二度と雪山に行くことはないと宣言していた



あの学校で楽しかった思い出ないな…

忘れたいだけ


よくこの数年間にぼそっと言ってた



大学に入学して

もちろん偏差値の高い学校ではないけれど

すごく充実した毎日を過ごしてる

留学生が多いから彼らと話すから

驚くほど英語力が伸びていた

大学でのボランティア活動をしたり

スキマバイトをやったり

近頃は新しいアルバイトも始めた




あんなに雪山なんて二度と行かないと宣言していたのに…今朝は朝早く出かけるのでどこ行くんだ?と

思っていたらLINEでこの写真が送られてきた

大学の友達たちに誘われて

初めてのスノボに行ってた

隠してる顔はめちゃくちゃ笑ってるキラキラ





ボードもウエアもすべてレンタル




ゴンドラの中でも

みんなでほんとうに楽しそう



泣けた。

マジで泣いた。



ほんとうにあの時

息子は死んでしまうと思った

ワタクシは怖かった

この子を失ってしまう

怖くて怖くてたまらなかった




笑っていてくれたらそれでいい




18年前

愛おしい息子を抱っこしてるワタクシ


娘と息子

こんなに愛おしい存在があるのかと

毎日毎日思っていた


成長するにつれて

あれもこれもを要求した


今はもういい


笑っていてくれたら

それでいい

最高じゃん



スノボ楽しかった〜

雪焼けした息子の顔を見て

家族全員で

お帰りと言った今日は嬉しい日