兄が倒れてから、義姉と〇〇家 ←実家 の話しをよくするようになった。
それまでは、長男の嫁と他家に嫁いだ妹の立場だったので、
私自身〇〇家の事には口を挟まないようにしてきた。
で、〇〇家の場合は義姉が嫁いでくる前から、兄が家長で、次が母、その次が私と弟の平等的なスタンス。
私が嫁いでからは、弟の後に私の順番が来ていた。
〇〇家の決定権は、殆ど母と兄の間で決められ、姉が同意し、私と弟が従うという関係。
なぜここで弟のお嫁さんと、私の夫が登場しないかというと、弟の一人息子は新生児仮死状態で脳性麻痺になり、義妹が息子(私にとっては甥)の面倒をみているので、殆どノータッチ。
唯一の婿である私の夫は365日休みの無い仕事をしているので、この方もノータッチ。
と言う事で、上のような図式が成り立っていたのですが、
母が認知症になり、兄が倒れた段階で、その図式が大きく崩れることに・・・
現在の〇〇家の決定権は・・・誰にも無い(^^;)
母の事は、私が弟と相談して、ある程度の確認をしてから、姉にお伺いを立てて、それを弟に報告して2人で決定したことを姉に伝えると言う何ともめんどくさーーーい関係。
兄の事は、私のある程度の予定を踏まえつつ、姉が決定し、私に報告。私が了解し、私が弟に報告。
あぁ~これもまためんどくさーーーい。
要するにこれが又義姉と弟の板挟みな訳ですよ。 私。
で、その私に至っては兄が倒れるまでは、全く決定権など無い、他家に嫁いだ娘と言う位置付け。
解ります?古いですよねぇ~古いんですよ~これが又。
で、今日のお題の話しはここからなのですが・・・
兄が倒れてからと言うものの、義姉と私の関係はめっちゃ深い関係になりまして、
姉が嫁いできてからの事を色々と話してくれたりしてくれるようになったのですが、
兄が倒れて私が何かをしてあげると「すまんなー」って言うわけです。
母も「すまないねー」って言うわけです。
私、どうして2人とも「すまないね」って言うのか全く解らなかったわけです。
意味解ります?
例えば母の入居しているケアハウスに行って、消耗品の補充やら、薬カレンダーの交換などをして、「他に何も無いなら帰るね」と言うと「すまないねー」なんですよ。
私的には何がすまないのかよく解らないんですよね。
すまないね=申し訳ないね だと思うんですけど、私娘ですよ。
娘が親に何かをして、申し訳ないねって言われるの可笑しいですよね。
兄も同じなんですよね。何かをしてあげると、すまないねー又はすまんなー
これも同じですよね。妹が何に何かをしてあげて、申し訳ないねって言われるのって可笑しいですよね。
で、姉にその話をしたわけですよ。
「母さんも兄ちゃんもすまないねーって言うんだけど、私悲しくなっちゃうんだよね」
そう姉に言うと、兄が倒れてから、沢山の人がお見舞いに来てくれたんですけど、
兄が皆さんに「すまんなー」「すみません」って言うわけですよ。
で、兄の部下さんが兄に言ったそうです。
「●●さん、俺はその言葉を聞くと悲しくなる。俺は来たくて来ているんだから、
謝らないで欲しいんですけど。何か少しでも力になりたいと思って来てるんです」って。
兄がとっても困ったそうです。それで義姉にどう答えたら良いんだろうって聞いたそうです。
「ありがとう」で良いんだよと姉は兄に言ったそうです。
そう言う部下や同僚の方が何人もいてくださって、私も姉も本当に助けられたのですが・・・・・
私は〇〇家で育った人間なので、全く気が付かなかったのですが、
お正月やお盆に〇〇家で母の家に兄弟孫達が集まるのが、義姉はとても好きだったらしいのです。
なぜかというと「ありがとう」と言う言葉が飛び交うのだそうです。
食事の時にお皿を一枚取って貰っても「ありがとう」 コップを1つ取って貰っても「ありがとう」
その言葉が私や私の子供達、弟から飛び交うのだそうです。
義姉にはその言葉がとっても嬉しくて、私や私の子供達、弟家族が喜ぶものを母とは別に、
必ず数点は作ってくれていたのです。
他家から嫁いできた義姉には不思議だったそうです。
母も兄もいつも感謝の言葉を口に出すときには、
「すみませんね~」 とか「申し訳ありませんねぇ」 とかで、後になって私が気が付く事なのですが、
感謝する言葉の使い方を間違えて?いたらしいのです。
確かに、兄や母が元気な時に、私が2人から掛けられていた言葉は「すまん」とか「すまないね」でした。
それが悲しいと思わなかったのは、多分私と弟が常に、母と兄の支配下(保護下)にあったからなのですねぇ。
今、その立場が逆転して、同じ言葉を使われる時
お願いだから謝らないで。悲しくなるよ。母さんは老いただけ、兄ちゃんは病気になっただけで、
何も悪いことはしていないんだよ。って 叫びたくなります。
でも、私が気が付いた時、母にはもうそれを言う事は出来ませんでした。
母にとってはプライドなのだと思います。老いても尚、母で有り続けたいと言うプライドなのだと思います。
兄には「え?お兄ちゃん何がすまないの?」「何が申し訳ないの?」とわざと聞きます。
兄は直ぐに気が付いて「ありがとう」と言ってくれます。
ありがとう。 たった5文字の言葉ですが、生きるために大切な言葉です。
今日も私に楽しい時間を過ごさせてくれた、皆様 ありがとう。
と、言う事で・・・・・そろそろ東京&純烈の余韻に浸っている時間もお終いです。
そろそろ兄から「体調と天気の様子を見て、大丈夫なら顔を出してください。
足をさすって肩を揉んで貰えると嬉しいです」 と かわいらしい LINEが飛んで来る頃です
おやすみなさい