お兄ちゃんが倒れてから、義姉さんと私の生活はお兄ちゃん中心になりました。
口にも出したくないほどの酷い扱いを受けた急性期総合病院の脳外科。
不満なことを沢山沢山訴えて、改善して貰ったリハビリ病院。
子供のいない兄夫婦。自宅介護を1人でする義姉のフォロー。
義姉と沢山喧嘩して、一緒に沢山泣いて、沢山笑って、沢山喜んで、
気づけば一年五ヶ月の歳月が流れていました。
私にとっては兄で有り、父で有り、絶対的存在だったお兄ちゃん。
リハビリ病院に行っても歩けるようにはなりません。
施設を考えて下さいと言われたお兄ちゃん。
「何言っているんだよ〇〇←Drの名前。絶対に〇〇の前に歩いて連れて行ってやる」
悔しさの余り、ラーメンと炒飯と餃子(義姉はビールも)自棄食いした日。
優しかったお兄ちゃんが私に手を上げたショックで発作が起きて、お兄ちゃんの顔を見られなくなった日々。
沢山沢山有って。でも、やっとお兄ちゃんのことを書ける精神状態になりました。
子供になったお兄ちゃんは、とっても私に甘えます。
お兄ちゃんが20歳の時に父が亡くなって、それからずっとずっと頑張って来たんだって、
それが凄く凄くしんどかったんだって、病気になってから初めて私に話してくれました。
ごめんね。お兄ちゃん。ずっと甘えていて。
子供になったお兄ちゃんは私を頼ってくれて。ありがとうって言ってくれて。
「ちょっと寂しくなりました」って可愛いLINEをくれて(笑)
私の症状が悪化する暇も無いくらいに、呼びつけてくれて(笑)
ずっと近寄りにくかったお兄ちゃんが、今は愛おしくてたまらない。
ちょっとずつ、ちゅっとずつ。義姉さんと3人で前を向いて行こうね。