1ヶ月ぶりに火鉢に炭をおこしました。





心は温かくなりますが、今の時代には大きくかけ離れている。、、という事は分かってるのです。

でも、時々この雰囲気が良いのです。




夫は定年するまでは企業戦士、嫁いだ先は私が育った実家での雰囲気とはかけ離れていました。



私の実家は親族が商売人が多かったせいか、その思考の影響を受けて育ちました。

しかし、嫁いだ先はサラリーマン。ですから、商売人と会社員との思考が全然違う、全く逆のタイプと結婚したわけです。

その事は結婚して気付かされました。


人間関係は何とかそつなくやってこれ、上手く世間を立ち回ることはできましたが、

それで本当に良いのか?と、結婚後、舅や姑と生活して、そんな気持ちになりました。


又、自分の育った環境とかけ離れていたゆえに、その家に合わせるのも大変でした。


そんな環境で、真の価値基準は何か?

色々探し、古い書物にたどり着いたのです。


商売人の傾向が100%悪というわけではありませんが、微妙に正しい道から逸れるというか、、、

その点、会社員の方は、融通は効きませんが、硬さ、、真面目さを感じます。


しかし、現代の企業は利益追求、舅が国家公務員という環境で育った夫も、また企業の効率優先のやり方に染まり、

心の豊かさはありません。

かといって、商売人の感覚だけに頼る生き方だけに頼ると微妙にずれていく。



今も机の前で夫が2台のパソコン相手に仕事をこなしています。

同じ部屋で炭火が勢いよく燃えて、私はその部屋で炬燵に入ってiPadを使ってブログを書いているという、

少し今の時代からいえばアンバランスな生活。


以前の経済的に豊かな生活から比べたらレベルは落ちましたが、時間に追われた生活から離れた今の生活は、

人間本来の幸せに少し近づいたバランス的には落ち着いたような気がします。