公共ホールの管理をしている方とお話をする機会があった。

昔から音楽は趣味でやっているというその人は、

Jazz
Rock
Pops
Fusion
Classic
…

どの話題も豊富で、各ジャンルの歴史にも精通していらっしゃいました。


「昔は楽譜がなくてね、仲間と耳コピして練習していたよ」
と、青春時代の楽しいお話をして下さったり、

ギターの知識が殆どない私に、分かりやすく説明して下さったり、

RhodesやWurlitzer
Hammond Organの話題に花が咲いたり

まるでプロのミュージシャンとお話している時のような時間を過ごさせていただきました


彼は最後に
「プロとアマチュアは何が違うんだろうなぁ? それで食っていければプロなのか…?」
「アマチュアでも技術を持った人はいるし、どうしてこの人がプロ!?と思う人もいる。勿論、さすがプロという人も沢山いるし…。長年ホールの仕事をしていてもよく分からないよ」
とおっしゃいました。



私もじっくり考えてみる。


地元でボランティアに近い仕事をする時に出会う人達と、最近お話させていただく機会ができた、絶えず音楽シーンを創り出している人達との違い。

プロの批評に明け暮れる人達と、他人のことなど気にする間もなく目の前の仕事を1つずつ確実にこなしているプロとの違い。


私が見て思うのは

目の奥の表情が違う
時間の使い方が違う
同業者に対する接し方が違う

何より…
意識そのものが全く違う。



なんとなく
現時点での私の答えが出た。


技術の差だけではなく、

空いた時間で自分の為に音楽を楽しむのがアマチュア。

どれだけ時間がなくても、自分を削ってでも、音楽を発信させなければいけないプロ。


どちらにも善さがあると思う。


私の仕事は両方と接する仕事なので、なるたけお互いを理解して仲介しなければいけないと思った。


企画の仕事も
アレンジの仕事も
演奏の仕事も
指導の仕事も
兼ねている私の道。


先が見えなかった同じ道に…
今は街灯が灯っていて
「プロ」とは何かを教えてくれている


その意識
そのクオリティ
その生活や苦労
その心

今はそれらが解るだけで
揺るがずにすんでいるんだと
すっきりした気分になった