終戦記念日と合わせて、

1年に一度思い出す日となった。

 

もう10年。。。

 

被災されたすべてのみなさま、

いまなお、傷の癒えないみなさま、

心よりお見舞い申し上げます。

 

被害にあった方々は、

必ずしも、東北3県に限定されたものではなく、

わたしを含め、ほぼ多くの国民が、

大なり小なり、なんらかの被害にあったことも、

見逃してはいけない。

被害の大小で、はかってはいけないし、

寛容な世の中であってほしい。

 

コロナで新しい生活様式といわれて久しいが、

10年前のあの日も、

別の意味で、新しい生活様式の扉を開けた日でもあった。

計画停電に備えて、

皆して、節電にいそしんだ、あの頃がなつかしい。

電車内も暗く、昼間に至っては、照明を落とし、

夜は街のネオンが消え、

ひとびとが、なんとなく、

協力しあい、譲り合い、

コロナもあってか、

そのときの想いが忘れられつつあり、

なんとなくぎすぎすし、

ひとがひとを傷つけ合う様は、

哀しくも想う。

 

復興特別所得税を搾り取られ続けて、

もう10年近くなる。

まだ、あと、10年以上はつづく。

そのあと、無くなる保証はない。

自動車の暫定税率なんか、

さいたるものだ。

政治屋や官僚が、

なんかかしら、屁理屈こねて、

廃止にならないにおいが、

ぷんぷんする。

給料はもちろん、

なけなしの金利にすら掛けられ、

ありとあらゆるものから、

2.1%搾取されている。

正しく使われていればいいものの。。。

社会起業家を名乗る組織が雨後の筍のごとく生まれ、

復興という名の税金が投入されているが、

なかにはうさんくさい組織もあり。

 

こういうときこそ、

為政者こそ、

襟を正し、こころ清らかにいてほしい。

 

いろいろなことを考える日になった。