わたしは、
経済と感染拡大防止は、
そもそも両立しないと思っている。

なので、どちらかを選ぶしかなく、
その中間はなく、
経済優先にして、ひとを流動的にして、
感染を甘んじて受け入れるか、
経済が冷えるのを甘んじて受け入れて、
感染を抑え込むのか、
どっちかしかなくて、
だから、感染拡大防止を優先すべきと思っている。

某女性政治学者は、
インフルよりとか、他を例に出すが、
他と決定的に違うのが、
コロナは、ワクチンを含め、
まだ決め手になる特効薬や、
感染したときの治療法が確立されていないからだ。

その上、無症状が多く、
いつの間にかひとにうつし、うつされ、
自宅療養していても、
急変することもあり、
全体の死亡率は低くとも、
重症になったときの、
スピードとその重症度合い、
かといって、ちょっとした症状で、
簡単にかかりつけ医にもいけない、
検査すらできない、
待たされる、たらい回し、

そんな目に見えない、
自分がかかっても、
安心できる状況がないなかで、
なにを持って、コロナなんか大したことないといえるのか。

本当に大したことなくとも、
人間だから、
先が見えないものに対して、
不安になるのは当たり前。

だから、そういった不安な状態のなかで、
ひとびとが、安心して、経済活動できるか?
資本投下しても、効果は限定されるでしょ、
実際、限定されてるでしょ、
だから、やっぱり、
感染拡大防止を先にやった方がいい。

そうでなくとも、
感染しても、
インフルとか、風邪のように、
普通に医者に行って、
薬飲んで、
ちょっと休んだら治るというのが見えないと、
不安はぬぐえない。

経済の落ち込みや、
ひとびとの暮らしの落ち込みは、
まだ、税金の使い方で、なんとかなるが、
ウイルスの抑え込みは、いまのところ代替がない。
老害の葬式に1億使っている場合でない、
そのための税金だ。

だから、
インフルとかその他の疾患のように、
治療法や、検査が、見えているものと、
コロナを同類には議論できないはずだ。