ルノアールに行ってみた。

 
\(◎o◎)/
 
男も女も、マルチばかり。
あいかわらず、
やつらの活動は活発だ。
コロナなんか関係ないようだ。
ある意味、たくましい。
そして、あいかわらず、
びっくりするくらい、
鴨が、次から次へと。
 
登場人物
男1(マルチ)
男2(友達風マルチの子分)
男3(鴨ねぎ)
 
「こんなはなしは、誰にでも教えているわけではないんですよ」
「見込みのあるごく一部の選ばれた人にしか、教えないんですよ」
「だから、そんな貴重なはなしを、ただでは教えられないってだけで」
金額は、さすがに、口頭ではこたえない。
メモをみせるマルチ。
 
・・・
 
金額を見て、ひるむ鴨。
 
「お金がたまったら考えます」
 
「お金がたまったら、、、」
「そうかぁ〜」
「別に無理には進めないけど」
「やる気のないひとには、こんないい情報、逆に教えたくないし」
「まぁ、わたしの昔と一緒ですよ」
「お金がたまったらって言ってるひとは、
いつまでたってもやらないですよ」
「で、チャンスを逃すんですよ」
「わたしも、昔、それで、何千万と借金して、
その後、長○川さんに出会って、成功してるんですよ」
 
それまでの柔らかい雰囲気から、
一転、
すごむマルチ。
なんだ、その長○川さんって。
架空の人間か?
 
・・・
 
すぐに乗ってこないとみたマルチ、
いらっとした素振りをして、
電話がかかってきたふりをして、
一旦、席を外す。
 
・・・
 
怒らしてしまったと思ったのか、
途端に不安になる鴨が。
 
冷静に考えなさい。
あなたは、
勧誘される側、
金を出す側、
むしろ、堂々としていていいんですよ、
不安になる必要は微塵もない、
主導権、決定権は、
あなたなんですよ。
 
あぁ〜言ってあげたい。
 
でも、何時間も拘束され、
すでに、頭が平常ではないのだろう。
 
「ぼく、やる気がないように見えるんですかねぇ?」
「ぼく、すごく、やる気まんまんなんだけど」
 
一緒にいる、
友達と言う名の、
マルチの仲間に泣き言を言い始める鴨。
 
「そんなことないよ」
「正直にごめんなさいして、
教えてくださいって、熱意を伝えればいいと思うよ」
なだめるえせ友達。
 
硬軟、役割取り混ぜ、
うまくやるなぁ。
 
・・・
 
ときを見計らって、
戻ってくるマルチ。
黙っているマルチ。
鴨に、口火を切らせたいのか。
 
・・・
 
「ぼくすごいやる気あるんです」
「なにがぁ?」
「なので、ぜひ、教えてください!!!」
 
頭を下げ、懇願する鴨。
 
「すごいなぁ、では、教えましょう!!!」
 
・・・
 
にやりマルチ。


はい、落ちたぁ。
あぁ〜あ、あほやなぁ(¯―¯٥)