魚の加工品にも、
その品ごとの味があって、
身を食べるというよりも、
料理の出汁に使っています。
たとえばサケの加工品にも、
いろいろなものがありますね。
イタリアでサケというと、
(*鮭=サルモーネ)
燻製品にした、
スモークサーモンのことみたいです。
生のものも使うようになったのは、
近年のことだと聞いています。
中世の時代の、
北欧のヴァイキングたちは、
獲れた魚を冷たく乾いた空気にさらして、
棒のような形をした、
乾物に仕立てていたそうです。
その魚の加工品は交易に使われて、
ジェノヴァやヴェネツィアの港を経由して、
イタリア各地に広まったと聞いています。
「ペンネ・アル・ポモドーロ・
エ・クレーマ・コン・サルモーネ」
(ペンネとサーモンフレークのトマトクリーム風味)