考え事のイタリア料理 29 | 「スパゲッテリア Scala」スカーラ主人

「スパゲッテリア Scala」スカーラ主人

クチーナ・ミニマリズモ。単純な料理、単純な暮らし。ネコが寝ておる、わしも寝る。

 

 

魚の加工品にも、

 

その品ごとの味があって、

 

身を食べるというよりも、

 

料理の出汁に使っています。

 

たとえばサケの加工品にも、

 

いろいろなものがありますね。

 

イタリアでサケというと、

(*鮭=サルモーネ)

 

燻製品にした、

 

スモークサーモンのことみたいです。

 

生のものも使うようになったのは、

 

近年のことだと聞いています。

 

中世の時代の、

 

北欧のヴァイキングたちは、

 

獲れた魚を冷たく乾いた空気にさらして、

 

棒のような形をした、

 

乾物に仕立てていたそうです。

 

その魚の加工品は交易に使われて、

 

ジェノヴァやヴェネツィアの港を経由して、

 

イタリア各地に広まったと聞いています。

 

 

「ペンネ・アル・ポモドーロ・

 エ・クレーマ・コン・サルモーネ」

 

(ペンネとサーモンフレークのトマトクリーム風味)