今回は私のチャレンジでは無く

mondoの仲間、鵜飼君と元faloの仲間、リキ君のお話


3/24mondoのシェフ宮木不在の日に3月いっぱいでmondoを卒業する鵜飼君と元faloのスタッフ リキ君のコラボ営業をいました。

前日から緊張で胃痛をうったえていた鵜飼君
朝出勤するとほぼ無言で青い顔してました。
胃の調子をきいたら…
痛みも感じない程緊張してるって…

もう一方のリキ君は、今は実家のある山梨に帰り、肉の解体やハムなどの勉強の為精肉店で働きながら、山に入って山の食材と狩猟の勉強中、飲食の仕事から1年近く離れている為不安があり様で…

ちょっと微妙なテンション…


大丈夫でしょうか?


心配してても、お客さんは時間通りにご来店。

まずは最初にご挨拶を

顔が硬いよw


それでも無事に昼の部終了しました。



19:00スタートの夜の部

準備を満タンに済ませてしまい手持ち無沙汰のリキ君は鍋を磨いていましたよw


余裕が出てきたのかなぁ?


お客さまも皆さんそろってスタート


桜のモルタデッラ




試作当初は、桜の存在感が感じられないく蕎麦粉のガレットとソテーしたマッシュルームに負けてたけど、モルタデッラの改良、切り方、マッシュルームを生にしてなかなかの滑り出し。



春キャベツ


春キャベツのスープも試作でいっぱい飲んだけど、どんどん美味しくなっていったね。

ディナーの時は何故だかパイが折れまくってめちゃくちゃ焦ってたけど…

大分多めに予備で焼いてた最後の1枚まで使ってどうにか無事に出せてよかった。

春の日差しの様に全体的にほわ〜とした一品だったけど、そこはソムリエ田村さんが酸の有るワインを合わせてナイスアシスト!

田村さん流石です。


桜マス


こちら調理の準備が遅れて大分焦ってました。

時間かかってもいいから納得いく調理をしてって言ったけど、やっぱり焦ってしまったのか、鵜飼君は少し納得いかなかったみたいで悔しがってました。

皆さん美味しかったって言ってくれてたよ。

でも、最高の調理で最高の料理を出したいという気持ち大事です。ちゃんとした料理人になったね。


ちなみに、私のぬか漬けにしたタラの芽が美味しかったって好評だったよw



ホワイトアスパラガス


このお皿は初めからなかなか美味しかった。

それでも色々試して蛍烏賊の新しい調理法生み出してました。

この調理法はmondoでは『ウカイ』と名付けられましたw

体操の新技みたいな感じw


タリアテッレ


こちらの料理は当初の予定とは全く違う料理に変更になってしまったけど、色々試した経験は無駄じゃ無かったと思います。

そして長い冬を超えて春らしいお皿になったと思う。

少々ちょんぼが有ったけど…


ラビオリ


このお皿は本当に苦労してました。

最初の試食で自信満々だったのをけちょんけちょんに言われて大分落ち込んでた。

でも、本当にいっぱい打ちのめされて凹んで悩んで、いっぱい試作した甲斐があった。

皆さん美味しいって驚いてた。


しか


最近は卒業する鵜飼君に宮木シェフが肉の焼き方をしっかりたたきこんでいるおかげで美味しそうに焼けてました。

今度legameがやれたら、リキ君の獲った鹿で出来るといいね。


カンノーリ


これは私のお気に入りのデザートになりました。

カンノーリを70数枚揚げるのに夜中の3時半までかかったらしい…

お疲れ様


プティフール


ミニシューの中身、鵜飼君とリキ君で意見が割れてたみたいだけど、よもぎクリームとても美味しかった。



2人とも休み返上で、リキは2ヶ月間山梨にから東京にほぼ毎週通い続けて試作して、鵜飼君は試作をmondoメンバーに食べてもらう度に凹んで悩んで本当に大変だったと思います。

でも、皆さんに喜んでもらえた1日でよかったね。


最後はほっとした笑顔でした。


最後にキッチンでしっかりと2人を支えてくれた新mondoメンバーの石井夢麻さん今日の影の立役者でした。

無理やりカフェを運ばせてゴメンなさいw


皆んな本当にお疲れ様でした。


そして、いらして下さった皆さまに感謝です。