2月24日
日ごろから何時もお世話になっている
鳴門の村さんにmondoに来ていただき特別ディナーイベントを開催致しました。

村さんの魚は捕られてまず水槽で一晩過ごします。
捕られた時のストレス取り除いてから
〆る時も出来るだけストレスを与えないように一瞬で、その後の梱包・輸送にも細心の注意をはらって送って下さいます。

魚は〆られた事に気付いて無いじゃないかなぁ?
まだ生きてるじゃない?
と思ってしまう程
目の光、全体の輝きが半端じゃないんです。


美しいチヌ (関東では黒鯛)


可愛いボラ

この子達が陸送で送られて〆られてからまる一日たってるとは思えない生命力の様なモノを感じます。




魚は新鮮さが一番と思っていらっしゃいませんか?
いいえそれだけでは無いんです。
ちゃんとした神経〆や血抜きなどをすると
時間がたっても嫌な臭いが全くしてこないんです。
それよりも旨味が増してとても美味しくなります。



そんなお魚達と鳴門で獲れた農産物などのコース全容

・ボラの食べくらべ
上から4日・7日んねかせ
1番下は7%の塩して2週間ねかせたボラの生ハムと
ぬか漬けの金柑

・真鯛の胃袋塩辛とフルーツトマトの冷たいフェデリーニ

真鯛の胃袋の塩辛は村さんのお手製です。

・ボラと芽キャベツのストゥファート
軽く燻製をかけたボラ
こちらは普段のコースでも食べて頂けます。

・8日寝かせたチヌと昆布の岩塩焼き

焼き上がり

鳴門の昆布の上品な香りとチヌの旨味
めちゃくちゃ美味

・鳴門の漁師風リングイネ




…すいません
写真撮り逃しました…

(どなたか会に参加された方写真頂けませんか?)




・お米とボラとパクチー
塩をして軽く干してから香草でグルグル巻きに
ミノムシみたいですがボラさんです

茹で揚げのお米とボラ、村さんに送っていただいた野生味溢れるパクチーは根から葉まで

・5日寝かせたチヌと蓮根と黒トリュフ

旨味がギュッと詰まったチヌと鳴門の蓮根・黒トリュフ

・鳴門金時の焼き芋

甘さが上品な鳴門金時の焼き芋と黒トリュフのジェラート


これらの料理を食べて頂きながら本当に沢山のお話を村さんにして頂きました。
皆さんとても楽しんで頂いていたと思います。



私達スタッフは営業中のお話は料理の準備もあったので全てうかがえなかったのですが、営業終了後にお時間を頂いてお話伺えました。

お話の中で今までやってきた技術を決めつけず、料理人に一番いい状態の魚を届けられるかを常に考えて、いまだに試行錯誤をされてると聞きとても凄いと思いました。

村さんカッコいいです。

その気合いの入ったお魚を気合を入れて調理し皆さまに美味しく食べて頂くためこれからもmondoは頑張っていきます。

村さん本当にありがとうございました。
これからも宜しくお願いします。


最後におまけ


2月生まれの村さんと宮木シェフをサプライズでお祝いさせて頂きました。