先日ぬか漬けをはじまたきっかけを書きました。
シェフにお店でぬか漬けを始めたいと話したらことのほか喜んでくれましたのですが…
私の概念を覆えす質問が!
「ぬか漬けに魚は漬けないの?肉は?」
え???
ぬか漬けってお野菜漬けるものじゃないの?
「何で、漬けちゃいけないの?」
いや、漬けちゃいけない事は無いとは思うけれども…
確かに『へしこ』はお魚のぬか漬けだけど、塩分量が大分違うし…
「とりあえず漬けみてよ!」
は、はい…
ととりあえずやってみます…
野菜を漬けているところに入れるのは抵抗が有ったのでとりあえず別でやってみよう。
という事で『鰆』を
不安でいっぱい
ところが!翌日出して食べてみると
ん!美味しい!
生で食べても、焼いて食べても
鰆の旨味がめちゃくちゃ増してます。
恐るべし乳酸菌の力!!!
なぜ今まで魚のぬか漬けが一般化されていないのか不思議な位です。
この美味しさを皆さんにも味わった頂きたい。
という事で、メニューになってます。
(一応イタリアレストランなので発酵という説明にしてます。)
皮目を炙ってから表面に薄っすらと色がつく位火を入れてます。
根菜もぬか漬けですが、糠床からあげてから少し置いてから他に味付けしているので言われないとぬか漬けと気付かないと思います。
こちらはふわっという位に火入れして、
それと菜の花とドライトマトのスープ
上にかかっているパウダーは牛蒡のぬか漬けのパウダーです。
どちらもちゃんとイタリアンになってます。
そしてとても美味しいです。
魚のぬか漬け
目から鱗です。
そして、ここからぬか漬けへの挑戦が始まりました。