レコ発ツアー番外編③ | 短篇集

短篇集

新潟県は中越地方、人口四千の港町・出雲崎町出身のシンガーソングライター「Mondeo」のブログ。
自身の日々の活動などを発信していきます。


こんばんは、Mondeoです。
今回は、また番外編をお送りいたします。


4/15(日)


この日、僕は沖縄滞在中の最後のOFF日であり日曜日というのもあり、前日もライブに来てくれた先生が色々な場所に連れて行ってくれるというので、昼間に宿の前で待ち合わせて観光に出発しました。

まずは腹ごしらえをするため、沖縄県の中部にある「金武町(きんちょう)」へ。


沖縄グルメの代表格「タコライス」の発祥の町であり、米軍基地があるため外国人も多数行き交う町。


この「キングタコス」というお店が超有名店みたいです。



お腹を満たした後は少し回りを散策。
沖縄県も那覇市以外はだんだん寂れて来ているようで、町中には空き家も多数ありました。


そんな中に見つけたとってもお洒落なカフェで少し休憩。
音楽好きのご主人と奥様ふたりで経営する良い雰囲気のお店でした。

「次来たときはライブして下さい」なんて言われたので、これは来なくては。




お洒落なカフェを後にし、僕たちは少し北上。

米軍基地移設問題の渦中にある名護市の辺野古を訪れました。




生憎の雨ではありましたが、とても綺麗な海。

僕が手で指し示している辺りが、基地の建設予定地です。

僕は沖縄県民でも名護市民でもないのであれこれ言うのは野暮ですが、やっぱりこの景観がなくなってしまうのは少し寂しく思う。

工事はすでに始まっているし、裁判で敗訴しているのでどれだけ反対運動をしたところで着々と先へ進んでしまっているというのが非常に切ない。

先生とそのことについて話し合いましたが、名護市民全員が全員そうとは限らないだろうが、大半は受け入れる気持ちのほうが大きいようで、もう済んでしまったことのようでした。

そういったことを教えてもらえて、今回は観光ではない沖縄の裏側を知れた良い機会でした。



その後、今回の沖縄滞在で初めての「沖縄そば」を食べました。
やはりこれを食べずして沖縄からは離れられません。美味すぎです。




その後、那覇空港からほど近い「瀬長島」という、橋で繋がれた車でも行ける小さな島へ。

ここで、先生の奥様の体調があまりよくないと電話がかかってきたため、僕と先生は一旦別行動。
僕はここの島にある温泉でのんびりと、先生はお家へ戻り奥様の看病へと。
奥様の体調が優れない時に付き合わせてしまって申し訳なかったです。



夜7時過ぎくらいにまた先生が迎えに来てくれて、今度はお家の近くのステーキハウスで夕食。

外観や装飾品で気が付いたのですが、このお店は僕が高校生の頃に先生を訪ねてやってきた時に、その時にも連れて来てくれたお店で、先生と奥様と僕、それから今はもう10歳になるという先生のお子さんがまだお腹の中にいた時に訪れた思い出のレストランでした。


このカメハメハ大王様をよく覚えていました。



そんなこんなで、一日中たっぷりと僕に付き合ってくれた先生。
奥様の体調が優れない中、本当にありがとうございました。

今年中にはお家も完成するそうで「お前の泊まれる部屋作って待ってるさ~」と笑顔で言ってくれました。

お世話になった人には恩返しがしたい。
次に沖縄に来るのはいつか分からないけれど、思い出話だけじゃなくて、実のある報告が出来るようにしたいと、切に思いました。

先生、今回の旅も本当にお世話になりました!

もっともっと、でっかくなって帰ってきます!



これにて、レコ発ツアー沖縄編は終了。

初めて沖縄の地に根付いた人たちの音楽に触れ、その地に僕の音楽を伝え、観光だけでは見ることの出来ない裏側を見ることも出来て、とても収穫の多い沖縄ツアーになりました。

各地お世話になった皆様、ありがとうございました!
また必ず沖縄来ます!

そして次回はこちらも自身初上陸となった九州は佐賀県でのライブレポートです。
乞うご期待。Mondeoでした。