立ち上がれ、仙南!! | もんでん英慈オフィシャルブログ「立ち上がれ農業!」Powered by Ameba

立ち上がれ、仙南!!

 もんでん英慈です。おばんでございます。


 自宅で迎えた朝は、早朝6時、田畑の見回りからスタート。


 田んぼの水稲は、6月に入って晴れが続いたことで順調に育っており一安心。


 畑のオクラは今年で2年目。まずまずの生育状況で、夏の収穫が待ち遠しい。


 7時半に自宅を出発し、まず小牛田市場へ。古川・仙南地域の皆さんの出荷日です。私と同期の県青年部役員であったJA仙南の渡辺理事、中島県議に案内していただきました。


 出荷にやってきていた畜産農家から、口蹄疫への不安の声、子牛価格の上昇が肥育農家の経営を圧迫しているといった生の声を聞かせていただきました。やはり政策は、現場が基本です!


 午後は、鈴木さん、高橋さんに案内していただき、JA仙南の地域を回りました。


 蔵王町は県下有数の果樹地帯ですが、現在はイチヂク生産がブームとのこと。ちなみに、なぜサクランボは無いのかと聞いたところ、「梅雨時に雨量が多いので身が割れてしまうから」とのことでした。なるほど。果樹も深い!


 法人経営により加工所や直売所を運営されている方も多く、その取扱品も専門性が高くなっていると感じました。


 同じ宮城県内であっても、栗原は米や畜産が中心ですが、南部は果樹や畑作とバリエーションが豊富です。羨ましく思う反面、これも地域の気候・風土に適した農業が展開されているのだなと納得しました。本日も、農業の現場を回り、皆さんのご意見をたくさん伺うことができました。皆さん、ありがとうございました。


 ところで、現場で農作業に励んでいる高齢者の方々と握手させていただくと、その手がまるで「年輪」のように、今までの努力が染みこんでいることが感じられます。私の手はまだまだ柔らかい。苦労、努力が足りないということです。


 立ち上がれ、農業!!