立ち上がれ、たばこ耕作農家!!
もんでん英慈です。おばんでございます。
熊本で、朝食に、だご汁と高菜をいただきました。「だご」とは、団子のことです。もちっとして、美味でした。米もおいしかったです。おそらく、熊本名産「ヒノヒカリ」でしょう。
熊本県青壮年部協議会元委員長の、河野さんにご挨拶ができました。また、JA熊本市のなす団地を見学しました。このあたりは、高知と日本一を争う、なすの大産地です。もともとは、米の転作から、なす作りが始まったそうです。一大産地に押し上げるまでに、多くの苦労があったことは、想像に難くありません。選果場で働く約80名の方々に、挨拶をいたしました。
熊本県たばこ耕作組合の東山さんのご案内で、全国たばこ耕作組合の村社さんと、山鹿にあるたばこ共同乾燥施設を見学しました。約30名の方々が働いておられました。施設の機械化で労力は削減されたが、燃料の灯油代アップが、経営に大きな打撃を与えているようです。灯油代が当面今の水準で推移していけば、みなさんのコスト削減の努力も報われません。対策が必要だと感じました。
それから、たばこ畑に入らせていただきました。生まれてこの方、道端からしか、たばこの葉を見る機会がありませんでしたが、今回説明を聞きながら、たばこの葉に触れることができて、ご苦労の一端を知ることができました。
たばこの葉の収穫は、下の葉から約2枚を手でちぎるそうです。2人1組で収穫し、約10.5kgになるようにしながら、袋につめていくのです。共同乾燥施設のローテーションが決まっているので、雨が降っても、収穫は行われるそうです。
追記になりますが、6月1日、私が訪れた山鹿市で、降雹(ひょう)被害が発生し、葉たばこだけで2億円以上の被害が出ました。収穫を間近に控えたなか、大変な事態です。被害に遭われた農家の皆様におかれましては、本当にお気の毒に存じます。 早急に対策を打たねばなりません。
立ち上がれ農業!