朝のひととき
それは、珈琲から始まる
一杯の美味しい香りに包まれて
ぼくは、君に
すぐに合鍵を渡したんだ
ぼくにとっては
普通のことで
けれど
他人にその事を伝えると
えっ大丈夫??
という反応ばかりだったんだ
ぼくは、大丈夫?
の意味が分からなくて。。
いや、意味ぐらいは分かるな
心配
不安
不信
恐怖などのマイナス的要素ということは。
そうではなくて
ぼくが君に合鍵を何の躊躇もなく
渡せたのは君に対して
そんなことを考えることもなく
100%信用していたから
ただそれだけのこと
君とぼく
前世から
何かしら強く
繋がれているものもあるのかな
それしか考えられないと
他人が言う言動に振り回されながも
そうなのかもしれないと思い始めていた
いずれにしても
君が言うお互いに存在している
縁が関係しているのではないかと思う
ただ一つ
鍵を渡したと
ぼくのあの友人に報告したとき
友人だけは、良かったねと喜んでくれたんだ