朝のひととき

それは珈琲から始まる

 

一杯の美味しい香りに包まれて

 

 

 

君は言った

 

あの頃とは違うけどいいかな

エネルギーも下がってるし

オーラも。。。

 

 

 

ぼくは笑った

君ならいい

 

 

 

 

君であってくれたら

ぼくは、それでいい

 

 

 

その日の午前中は

友人が、あるイベントをやっていて

その場所へと早くから顔を出したんだ

 

 

まぶしいほどの笑顔で迎えてくれたその人は

君に逢うと伝えると

いってらっしゃいと送り出してくれた

 

 

 

ぼくにとって

友人はとても大切な人で

尊敬出来る人

 

 

人と人との間で

尊敬の念を失ってしまったら

その関係は、成り立たなくなってしまう

 

 

ぼくが勝手に思ってることで

今までもそうだったから

 

 

 

だから君のことも

本当に心から尊敬している

 

 

 

 

 

 

運転する車の中

ぼくは、期待と不安が

混ざりあっていた

 

 

約一年ぶりに君と逢う

夢にまでに見た瞬間

 

 

どこかで逃げ出してしまいたいという

気持ちも混合していた

 

緊張に似た恐怖

 

 

今の君の姿を

ぼくは知らないから

 

 

どんな君も

受け止めると言ったはずなのに

 

自分の弱さに

少しだけ情けなくなった